新しい機がやってきました

つばめ工房では現在3台の機が稼働しています。

今まで、一番小さい機がぎりぎり50cmの織巾で、常々もう少し巾を出せたらなぁ、と思っていました。

そんな訳で、昨年の暮れにクマクラ織機さんにX機の60型を基本にした織機をお願いしていました。

織巾を65cmまでにする等、細かい変更を何箇所かお願いした機が先日出来上がり、工房にやって来ました。

 

クマクラX機

写真の奥にある織巾105cmのクマクラ高機100型とこの織巾65cmのX機60型が2階に、それと1階で使っている足利で作られた織巾85cmの古い機の3台ということで、65cm〜105cmの20cm刻みの織幅が選べる贅沢な体制になりました。

 

クマクラX機

ご覧の通り、とても丁寧に仕上げられた新しい機です。

織手の身になって配慮された加工を細部にまで見ることができます。特に驚かされたのは、一見ちょっと薄いのでは?と見える腰掛けの板ですが、この厚さによって板に僅かなたわみが生じることにより、織手の腰への負担の吸収を考えているとの事でした。長い時間座り続けて作業する私達の身体への影響も考えた優しい配慮があったんですね。

また機は一見、木だけでできているように見えますが、木工とは職種の違う金属部分も多く、物作りの世界のご多分にもれずそういった業者さんが廃業してしまうケースが多いらしいです。織機というあまり一般的でない物を作っていること自体が希少なことなのに、その部品となれば推して知るべしですね。クマクラ織機の黒沢さんも新しい業者さん探しに苦労されているらしいです。

 

早速、この新しい機にnodocaさんが冬のカシミヤマフラー用のたて糸を掛けて、筬通ししています。

筬通し

 

仕事盛りの黒沢さんは我々織手にとって力強い、頼りになるオトコなのです。

これからも大切に使わせてもらいます。ありがとうございました!

 


藍の煮出し染め

先日の生葉染めに続いて煮出し染めをやってみました。暑い最中、nodocaさんと頑張りました。

煮出し染めは初めてなので、まったくデータがなくどんな色に染まるかわからなかったんですがチャレンジしてみました。今回は綿麻とリネンを染めます。

 

藍煮出し染め

左上から順番に、藍の葉を煮出します。

今回は下処理が済んだ綿麻とリネンの糸を水通しして準備しておきます。

煮出した液は褐色でした。その煮出し液に生葉をミキサーにかけて濾した生葉液を加えます。

糸を30分ほど液に浸します。

抹茶色のグリーンに染まっています。

 

藍煮出し染め

 

干しているうちにブルーに変化していくだろうと思っていましたが、あまり変わらずこのグリーンから変化しませんでした。

左端に見えるブルーの枷は生葉で絹を染めたものです。ここまで鮮やかなブルーは期待していませんでしたが、もう少し青味のある色を期待していたのですが。。

でも、木綿やリネンにこのグリーンが一回で染まるというのは、それはそれで収穫でした。堅牢度を確かめながら使っていきたいと思います。

 

夏の大切な仕事、藍の生葉を使った染めが終わりました。

藍生葉染め

今回は綿麻・絹・カシミヤを生葉や煮出しで染めました。

綿や綿麻の藍煮出し染め、なんでブルーに染まらなかったのか?

ブルーに染まる方法をまた模索したいと思います。でも、今回染まったグリーン、なかなか良い色です。

 

 


藍の生葉染め

今年も生葉染めの季節になりました。

藍を育てていただいている方から、そろそろ送りますよ!と連絡をいただきました。

今年はつばめ工房の店頭でもプランターで育てていたので、その藍も使います。

 

藍

小さなプランターひとつなので、わずかな量なのですが、少しは足しになりそうです。

 

綿

こちらの一緒に植えた棉も大きくなって来ていますが、花芽はまだ付いていません。

早く花を見てみたいんですが。

 

藍染め

送っていただいた藍からミキサーにかけました。

やはり地植えで育った藍は店頭のプランターの藍より葉も大きく茎もしっかりしています。

 

藍染め

今回もカシミヤ糸を染めます。

左上は白のカシミヤ糸。左下はこぶな草であらかじめ黄色に染めておいたカシミヤ糸です。

右下はグレーの杢糸です。

 

のどどん

nodocaさんがさばいているのは、下地に黄色を染めたカシミヤです。みるみるグリーンに変化していきます。

おかず横丁は昼間の間は車両通行止めなので、こんな時はとても便利です。

 

藍仕上がり

カシミヤ糸、3色染め上がりました。

今回は少し染め方を変えて、濃い色合いに染めてみました。

 

のどどん藍

次は煮出し染めをやってみようと計画中です。

その準備のためにプランターの藍を刈って藍の酵素液を作っておきます。

さて、どうなるか楽しみです。

 

藍終了

 

今年も無事に生葉染めをすることができました。

これも藍を育てていただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 

 


新・東京スピニングパーティー2017

スピニングパーティーのお知らせが届いています。

今年は、「新・東京スピニングパーティー2017」ということで、「藍染め “JAPAN BLUE”」がテーマになっているようです。

染色家の吉岡幸雄さんのレクチャーや山崎和樹さんの藍の生葉実習や藍建ての講義、高橋誠一郎さんの染めの講義などと染織に因んだレクチャーやワークショップが多いようです。

 

スピニングパーティー

 

染めだけでなく、糸紡ぎや糸作りなど普段体験できないワークショップも多く開催されます。

私も是非参加したいと思っているワークショップがあります。

もちろん、全国からの糸にまつわる材料屋さんや道具屋さんが一同に集まるので、スピニングパーティーならではの珍しい糸や素材を探すのも楽しみです。

 

会場のある錦糸町はつばめ工房の最寄り駅の浅草橋から2駅と近いので、この機会にお立ち寄りください。

 

開催日:2017年9月9日(土)・10日(日)

時間:10:00~17:00

会場:すみだ産業会館 (丸井錦糸町店8・9階)

住所:〒130‐0022 東京都墨田区江東橋3丁目9番10号

アクセス:JR / 東京メトロ 錦糸町駅より徒歩1分

*WSは8日(金)午後から開催あり

 

詳細は東京・スピニングパーティーのホームページからご確認ください。

http://tokyo-spinningparty.org/index.html

つばめ工房店頭にもチラシをご用意してありますので、ご希望の方は声をおかけください。

 


藤田美帆さんのアクセサリー受注会

つばめ工房でも作品を取り扱わせていただいている、藤田美帆さんのかぎ針編みのアクセサリー、一点一点手編みで制作するとても手間と時間のかかる仕事なので、なかなか欲しい作品を手に入れにくい状況が続いています。ご希望のモチーフと色を選べるオーダーは時間はかかりますが、確実な購入方法です。

今回itonosakiで3回目を向かえるオーダー会があるそうです。この機会に藤田さんの繊細な、そして心をくすぐるアクセサリーをオーダーしてみてはいかがですか?

作品の出来上がりを待つ時間もまた良いものではないでしょうか。

 

FUJITAMIHO 生成りと草木染めのかぎ針編みアクセサリー展
藤田美帆DM

極細のレース糸を編み上げ、自然の造形を表現する「FUJITAMIHO」さん

イトノサキでのオーダー会pary3です

人気のシダ・木の実モチーフをはじめ、新たに美しいデザインも加わり、

より一層優しい世界が広がります

 

 

2017年 8月2日(水)〜6日(日)

11:00〜19:00(最終日は18:00まで)

在店日 8/5(土)

Itonosaki イトノサキ

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-5 KFビル2階
TEL 03-6721-1358

http://itonosaki.tokyo/

 


夏用のストール

今期最後の夏用のストールが仕上がりました。

たて糸に綿麻、よこ糸にリネンを使って織った、サラッとした肌触りのお気に入りの生地です。

 

綿麻のストール

たて糸、よこ糸とも。藍、コチニール、コブナ草で染めました。

爽やかな色合いと、サラッとして透き通る生地が、涼しげな夏のストールになったと思っています。

 

夏のストールは私も愛用していますが、強い陽射し除けと寒すぎる冷房対策に欠かせないアイテムになっています。

 

綿麻のストール

もう一枚デザインを変えて織っています。

 

サイズ 巾52cm 長さ(房含まず)186cm

たて糸/綿麻混合・よこ糸/イタリヤリネン

このストールは店頭にございます。お気軽にお問い合わせください。

 

 


冬物の準備

夏物の制作の先が見えてきたので、冬物の準備も並行して始めています。

カシミヤは糸染めもするので糸の精錬をします。

 

カシミヤ精錬

とりあえず、白や生成り、杢糸から始めています。

 

この黄色はコブナ草で染めました。もうすぐにこの時期にしか染められない藍の生葉染めもやります。

カシミヤ精錬

枷上げで1kgのコーンがどんどん空いていき、この秋冬で、高価な糸をこんなに使うのかなぁ、とドキドキしてしまいます。

これから8月にかけて、カシミヤ糸の準備がまだまだ続きます。

 

ご注文の冬用のカシミヤストールの制作から徐々に始めます。

まだまだ暑い日が続くのでカシミヤストールなんて考えられないかも知れませんが、オーダーをお考えのお客様はお早めに!

 

 

 


最後の夏物

今シーズン最後の夏物を始めています。

最近、お気に入りの綿麻の混紡糸をたて糸に使ったストールを織ります。

 

綿麻たて糸

 

ブルー、ブルーグリーン、イェロー、ピンク、白を使った爽やかな配色のたて糸です。

晒の混紡糸を草木染めしました。なかなか良い色に染まったと思っています。

綿麻たて糸

 

綿麻の細い単糸をたて糸に、麻をよこ糸に使う事によって仕上がる風合いがとても良いんです。

7月のこの時期に夏物を織るって、かなり遅れてしまっているのですが、どうしてもこの夏にもう一度この糸を触りたくて織り始めてしまいました。

 

 

 


ティーマット

先日から織っていた小さい布。

ティーマットが仕上がりました。ご注文いただいたのは、この白いマットです。

手前と奥のマットはよこ糸に使っている素材が違い、同じ白ですが色味にも違いがあります。

このマットを季節によって使い分けるそうです。

 

ティーマット

 

写真では分かりにくいですが、手前は冬用に使われるそうです。

ケバのたった絹をよこ糸に使っているので、温かみがあります。

奥の白は夏用でスッキリとした白い絹を使っています。

同じ白いマットの微妙な違いに季節を感じていただけるなんて、作り手としてもハッとしました。

 

ティーマット

 

こちらの試作を参考に決めていただきました。

今回、私も楽しくお仕事させていただきました。

 

 


本藍染めの手ぬぐい

以前、「藍染め糸と手ぬぐい」のブログ記事で紹介しました、あをの用さんで本藍染めされた手ぬぐいが入荷しました。

 

藍染め手ぬぐい

 

写真右の手ぬぐいの上にある固まりはあをの用さんで造られた蒅(すくも)です。

あをの用さんでは藍の栽培、蒅(すくも)造り、藍建てを一貫して行っています。

あをの用の落款以外は藍一色で染め上げられた無地の手ぬぐいです。

 

手ぬぐいと言っても、通常の木綿のさらし手ぬぐいとは違い、木綿x木綿/ヘンプで交織された布を本藍染めしたものです。

染めと洗いを何度も繰り返すことによって得られる深い藍色と、この布の持つ風合いがあいまって、

たかが「手ぬぐい」、されど「手ぬぐい」という言葉がしっくりくるような、使い心地の良さに満足感を味わえる手ぬぐいだと思います。

 

今回、写真の濃色と少し淡い藍の2色をご用意しています。

サイズ 巾35cm 長さ100cm

お値段 ¥3,240(税込)

 



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