冬物進んでいます(18-19AW)

工房の2階では冬物のカシミヤ製品を制作中です。

nodocaさんはオーバーショットでカシミヤストールの新作作りをします。

工房

 

私の方もカシミヤ糸を使い、こちらは広幅のブランケットを織ります。

カシミヤのブランケットという贅沢な品物のご注文をいただいています。

ブランケット

幅が機の織幅では足りないので二重織りで作る計画です。織り付けまでは緊張します。

 

工房近況

nodocaさんは織り付けできました。オーバーショットをひと柄織って確認したところです。問題なし!

私の方のブランケットも15cmほど試し織りを済ませて、縮絨して仕上がりと細部を確認しました。お客様にもデザインを確認していただいてから、いよいよ織り始めます。

 

 

 

 


大久保草子展

つばめ工房でも小品を取り扱わせていただいている、木版画家の大久保草子さんの企画展が9月からいわき市立美術館で開催されます。宇宙や自然の持つエネルギーとそこに在る生き物の世界を表現した草子ワールドは、いつも人の立ち位置を考えさせてくれます。今回の展覧会では様々な関連イベントも用意されているようです。大久保草子の総集編ともいえるこの展覧会、是非この機会にご覧ください。


 

いわきのアートシーンに新しい風を運んできた「ニューアートシーン・イン・いわき」シリーズ。

今回は、大久保草子をとりあげます。木版画の繊細な描線を重ねて力強く豊穣な画面を創りだす大久保草子。

小さな窓で仕切られた墨と和紙の素朴な世界に描かれた動物や風景からは、現代人が忘れていた言葉にならない記憶に導かれます。墨一色で現された画面は、神話にも似た懐かしさで、直接見る者の心に優しく語りかけます。小さな窓で仕切られた木版画を創作の舞台とする大久保草子が、本展においてロビーという開かれた空間を会場とすることにより、静謐な版の表現に両手を広げた大きなふり幅を加え、新たな表現の境地を開くことでしょう。

ーいわき市立美術館HPより抜粋ー

 

NEW ART SCENE IN IWAKI

大久保草子展 ー始まりの森ー

大久保草子個展

遠い過去に出会った根源的な風景

自分の奥に隠された

始まりの大樹の記憶が蘇る

 

2018年9月8日(土)〜10月21日(日)

休館日:月曜日(ただし9月17日、9月24日、10月8日は開館し翌日休館)

9:30〜17:00(展示室への入場は閉館30分前まで)
いわき市立美術館 1階ロビー
観覧無料

 

関連イベントもたくさん用意されています。

【アーティストトーク】
日時 9月8日(土) 15:00〜16:00
会場 1階ロビー

 

【助川久美子さんによる音楽演奏】
日時 9月8日(土) 16:00〜17:00
会場 一階ロビー

 

【恒例のオープニングパーティー】
日時 9月8日(土) 18:00〜19:00
会場 一階ロビー

作家を囲んだオープニングパーティーを行います。

 

【トークイベント 『ないものがある世界』】
日時 9月15日(土) 15:00〜16:00
会場 一階ロビー
講師に大久保草子が木版画で挿絵を描いた寓話『ないものがある世界』の著者で

文化人類学者の今福龍太氏をお招きして、未知なる話を語っていただく企画です。

 

【実技講座 小さな版画の楽しみ】
日時 10月7日(日) 13:00〜15:30
10月8日(月) 10:00〜12:00
会場 3階 実技実習室
(実技講座は事前の申し込みがいっぱいになり現在はキャンセル待ちの状態です、詳しくは美術館へお問い合わせください)

 

※いずれも参加無料

※詳しくは美術館へお問い合わせください。

 

いわき市立美術館
〒970-8026 福島県いわき市平字堂根町4−4
tel : 0246-25-1111

いわき市立美術館ホームページ

 


次の準備

つばめ工房は夏のお休みも終わり、今日から通常営業開始です。

休み前の工房の様子です。nodocaさんはカシミヤのストールの新作に取り掛かりました。

工房近況

この整経でオーバーショットの新柄でマフラーを織る予定です。

ベージュの杢糸がたて糸になります。どんな柄になるか、また途中経過でお知らせして行きますね。

 

2階の窓際に干しているのは、先日藍の生葉で染めたカシミヤ糸です。

工房近況

予定通りのグリーンやブルーに染まっていますが、まだ充分な量に満たないので、もう一回藍生葉で染めます。

いよいよ冬物に突入しています。

 


藍生葉染め

ただ今夏の休暇中ですが、お休み前に夏恒例の藍の生葉染めをしました。

つばめ工房では木綿や麻、カシミヤなど四季を通して使う素材に生葉染めのブルーをよく使います。

特に先日掲載したように下地に黄色を染めて、藍の生葉をかけて染めるグリーンは、つばめ工房ではなくてはならい色の一つです。夏にだけ染めることのできるこの仕事で一年分のグリーンを染めるといっても過言はないほどです。

 

藍の生葉

藍の生葉

昼間、車が入れないおかず横丁は店頭でこんなに道具を広げて作業をしていても邪魔にならない平和な通りなので、大助かりです。手前の黄色い糸はカシミヤをコブナ草で染めた糸です。

 

藍の生葉

藍の生葉

この暑さのせいでボールの水もすぐにお湯になってしまいました。

nodocaさんと2人で代わる代わる染めるので、段取り良く思いのほか早く終わりました。

藍の生葉

今年の酷暑は藍の生育にも影響しているのか、藍の葉もいつもと比べて緑の色が薄いように感じます。去年は店頭のプランターに藍を植えて、この時期には収穫して使えたのに、今年は芽が出てからしばらくしてみんな枯れてしまいました。知り合いの方たちからも今年は藍がダメでしたという話を聞きます。これも今年の異常気象の影響だと思います。野菜や米の生育、そして来年のことも心配になりますね。

 

藍の生葉

おかげさまで、今年も良い色に染めることができました。

まだ足りないので、もう一回藍を送っていただくことになりそうです。

 


冬物の準備

夏物の制作がひと段落してきました。

まだまだ8月の激暑が続いていますが、今年の冬物の制作準備を始めています。

糸準備は、枷上げを終えたカシミヤ糸の精練から始めます。

 カシミヤ精練

カシミヤはコーンから直接使うことはありません。糸はすべて枷上げして精練を済ませてから使います。

もうすぐに藍の生葉染めをするので、グリーンの染色のために下地用の黄色をコブナ草で染めることにしました。

 

こぶな草

昨年、ガーデニングの仕事をされている方にいただいたコブナ草です。とても丁寧に刈られて乾燥していただいたので、そのままの状態で抽出できます。

 

こぶな草

 

カシミヤなのでアルミで先媒染していますが、たっぷりと色素を含んでいるようで2回煮出すことができました。

こぶな草

 

赤みのないきれいな黄色はシュロともまた違ったコブナ草ならではの色です。

こぶな草

こぶな草

このまま黄色でも使いますが、藍の生葉で重ね染める分もあるので、あと何枷か染めることにします。

黄色はコブナ草の他にシュロの葉、ニンジンの葉、みかんの皮なので染めますが、それぞれ色の質が違い面白いです。

ここ鳥越では自然の材料はほとんど採取できません。ですので、藍の生葉は千葉にお住まいの知り合いに、ニンジンは間引きするタイミングで畑をやっている知り合いにいただいたり、みかんの皮はカゴを表に置いておくとご近所の皆さんが食べ終わった皮を入れてくださいます。このように草木染めの素材集めでは、知り合いの皆様のご好意に甘えっぱなしなんです。

 

 


夏季休業のお知らせ

関東地方はこの台風の接近のおかげで涼しくなりとても楽なのですが、風雨の被害が心配です。

 

つばめ工房では2018年8月13日(月)〜16日(木)の4日間を夏のお休みとさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

オジギソウ

種から植えた店先のオジギソウです。

暑さにもめげずに元気に育っています。

 

 


リネンと生絹のストール(18SS-012)

リネンと生絹のストール、1枚目が仕上がりました。

このストールはここ数年の間に何回か織っている、つばめ工房の定番となっているストールです。

タテ糸にはイタリヤリネン、ヨコ糸には生絹(きぎぬ)を使っています

リネンと絹のストール

ヨコ糸の生絹には、藍とみかんのブルーグリーンや藍、矢車などで染めた寒色系の涼しげな色合いを配置しています。

 

リネンと絹のストール

タテ糸のリネンとヨコ糸の生絹の交織によって表れる布の張りが、リネンだけを使ったストールとは違い、ボリュームを維持してくれるので、ふわっとして優雅な雰囲気を作ってくれるストールになります。

店頭にてお試しいただけます。

 

サイズ 巾43cm 長さ(房含まず)184cm

素材 リネン/生絹

染料 藍・みかん・矢車

詳細はお問い合わせください。

 


葛糸で

葛のタテ糸の方も織り始めています。

こちらは八寸帯を織っています。

葛糸

ヨコ糸には藍の生葉で染めた絹を入れています。

生成りの葛とトーンを落として染めた藍の生葉のブルーの二色だけを使った、シンプルで控えめな夏帯です。

 

 


リネンと生絹のストール

8月に入りました。台風で少し遠ざかっていた猛烈な暑さがまた戻ってきましたね。

工房でも暑さでボーとしてしまう事がありますが、毎日バッタンバッタンと元気に織っています。

 

機掛け中の様子を紹介しましたリネンと生絹のストールをnodocaさんが織り始めています。

こうして下から見てみると、のり付けしてあるのですがリネンの毛羽立ちが相当なものですね。

いろんな素材を使っていますが、リネンが一番埃がでます。この時期の工房は掃除してもすぐにわた埃だらけになってしまいます。

 

リネンと絹のストール

リネンと絹のストール

切れやすい糸なので、ゆっくりと丁寧に織っています。

生成り、晒、藍と薄い黄色の少ない色数が絡み合った上品で清楚なストールです。

一枚目は昨日織り上がったので、近々紹介しますね。

 

 

 

 


機掛け中です

1階の機では新しい糸を使って試作の準備をしています。

生成りの葛糸です。

葛糸

葛の双糸なのですが、野生児のようでなかなかやっかいな糸です。

 

2階の機ではリネン単糸でストール用のタテ糸を掛けています。

リネン準備

この生成り、晒し、藍染めのリネンには生絹を合わせる予定で店頭用に織ります。

 

本格的に冬物に入る前にやりたかった織物制作、ストックのなくなった定番ストールの補充もしています。

冬物の糸準備も同時にやっているので、工房の仕事は今の時期が一番忙しいのかもしれません。

 

 

 

 



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