今冬のストールオーダー受け付けています@月イチ蔵前

9月の月イチ蔵前は7日土曜日に開催です。

冬物の準備はまだ早いと思われるでしょうが、手織りのオリジナルデザインでのストール制作ではもう遅いくらいです。この機会に素材、デザインから決めるストールを1枚いかがでしょうか。

 

様々なカシミヤストールのオーダーをお請けいたしますが、今回はカシミヤ・ヤクの手紡ぎ糸を使ったストールについて、少し長くなりますがご紹介したいと思います。お時間のある時に読んでいただければ。

 

つばめ工房ではここ数年、冬用のストールに手紡ぎのヤクやカシミヤの糸も使い織っています。

木綿 x ヤク、カシミヤ x ヤクそしてヤク x ヤクなどの交織に手紡ぎの糸を組み合わて使っています。

それは手紡ぎした糸を使う事によって紡績糸とは違った味わいある表情と質感が現れて、特徴のある温かなストールとなるからなんです。

わざわざ手織りで布を織る理由は色々あると思いますが、手紡ぎの糸を使う事が出来るのも大きなポイントだと思っています。均一な糸を使って大量に同じ布を作る機械織りには向いていないのが手紡ぎの糸です。糸の個性を見ながら、その表情を布に活かすことができる事、デザインの自由度が手織りの最大のメリットだと思います。

 

そんな手紡ぎの糸を使った一例を紹介します。

木綿とヤクのストール

木綿とヤクのストール

DSC08633.jpg

こちらは藍染めを主に天然染料で染めた各種手紡ぎ木綿に手紡ぎのヤクのブラウン色とモカ色をヨコ糸にして織り上げています。秋から冬まで使えるプリミティブな雰囲気を持ち合わせたストールに仕上がっています。

ストールの詳細はこちらの記事よりどうぞ。

 

次はカシミヤ紡績糸のネイビーとブルーのタテ糸に手紡ぎのヤクをヨコ糸に入れました。

手紡ぎストール

手紡ぎストール

ネイビーとブルーを配置したカシミヤ糸にブラウンとモカの手紡ぎのヤクを入れました。

ネイビーにブラウンの組み合せは色が暗くなり表情がわかり辛いですが、カシミヤの紡績糸だけで織り上げたストールとはひと味違い、手紡ぎのヤク糸を使う事によって現れた質感や布の表情が際立っています。

詳細はこちらの紹介記事からご覧ください

 

次は手紡ぎのカシミヤだけで織り上げた広幅のストールです。

手紡ぎストール

たっぷりとしたブランケットタイプのストールとなっています。手紡ぎのカシミヤ糸ならではの個性があふれる表情となっています。身体を包むサイズ感がとても贅沢な物です。

無染色のホワイトカシミヤだけで紡いだ糸は例えようもなくソフトな糸でした。その糸を同色の杉綾で織ることにより素材の良さが際立ったストールとなりました。ストールの詳細はこちらの記事からどうぞ。

 

もう1枚、こちらはタテヨコともに無染色ヤクの手紡ぎ糸を使いました。

手紡ぎストール

タテ糸には紡毛機で手紡ぎしたモカ、ヨコ糸にはスピンドルで紡いだブラウンのヤクを使い杉綾で織り上げてみました。実際に触れていただかないとわかりませんが、カシミヤとはまた違うヤクならではの風合いと個性が現れた1枚です。詳細はこちらの記事からご覧になれます。

 

つばめ工房では他にも手紡ぎのカシミヤやヤクを使ったストールを織っています。

手紡ぎストール

紡績糸のカシミヤと組み合わせたり、カシミヤとヤクの混紡糸に組み合わせたり。

常に新しい発見がある手紡ぎの糸たちです。

 

そんな手紡ぎの糸を使う上で、問題もあります。

当然、手作業によって糸を紡ぐので、短時間で糸を作れない事、そして糸にかかるコストの問題などです。

つばめ工房は現状では糸紡ぎは経験ある紡ぎ手にお願いしています。

その時に手に入る素材や紡ぎ手によっても糸の個性が変わります。決まった方に幾度も紡いでいただくことによって、フィードバックができて目的とする布作りに近づきます。

 

糸作りから始まる布作りとなるため、いくつかのサンプル以外には商品は手元には残りません。是非、サンプルをご覧いただきその風合いと巻き心地をお試しいただきたいです。

まだ残暑の残るこんな時期ですが、もし興味を持たれて来たる冬に手紡ぎのストールを使いたいと思われた方がいらっしゃいましたら、お早めのお問い合わせをお待ちしています。ご希望を伺いながらお薦めの糸使いとデザインのご提案できるかと思います。

 

こちらは無染色のホワイトカシミヤを紡毛機で手紡ぎした糸。

手紡ぎ糸

 

無染色のブラウンヤクをスピンドルで紡いだ糸。

手紡ぎ糸

 

手紡ぎ糸

ベージュはやはり無染色の手紡ぎのカシミヤ糸です。

このような手紡ぎの糸を使い分け、組み合わせてご注文で織り上げます。

ご注文についてはどのような事でもお気軽にお問い合わせください。

 

長い記事をお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


山の布展

長年の間、ラオスで布作りをされている、前川佐知さんは毎年この時期に帰国して布の展示をされます。

ひとつ前のブログでも紹介させていただいている様に、つばめ工房でもその一部を販売させていただいています。前川さんの作られる布はその丁寧な仕事に驚かされます。すべての織物に前川さんの眼差しを感じられるそんな仕事されてます。

織物のプロとして、つばめ工房でも安心して販売できる布たちです。

 

ラオス・田舎の村のお母さんたちと一緒につくった

山 の 布 展

ラオス山の布展

タイドン族のお母さん5人と、一緒に布づくりをはじめて

8年になりました。これまで何度も布をつくってきましたが、

一度だって同じものはできません。

いつも学ぶことばかり。頭を悩ますことも多々ありますが、

そこがおもしろいことだったり。

泥染めは、泥さんにへそをまげられないよう慎重に。

そして大胆に。

おいしい空気の中でお母さんのやさいい手で染められた綿たち。

ラオスの自然のぬくもりを手にとって、

肌で感じていただければと思います。

 

 

2019年9月6日(金)〜16日(月・祭日)

10:00〜18:00

 

開催場所:明山邸

〒669-2732
兵庫県篠山市上坂井314 

駐車場有

バスでの行き方JR篠山山口駅から草山温泉行きに乗り約17分。

「坂井」で下車後、徒歩10分。(運行は日に3本のみです)

お問合せ 090-3169-6686(前川)

e-mail maesachi123@gmail.com

前川さんのFacebookページ

 

なお、会期前の9月4日(水)と5日(木)の2日間は、前川さんならではのワークショップも準備されています。

ラオス山の布展

 

 


手紡ぎ手織りの木綿ストール

手紡ぎ手織りの木綿ストールが今年もラオスの前川さんより届きました。

今回は長らく欠品が続いていた、タテ糸が藍、ヨコ糸がファイの木+泥染のブラウンの天然染料だけで糸染めしたストールが入荷しました。男性にも女性にもお使いいただける、とてもディープな色合いの素敵なストールです。

最近、つばめ工房で制作しているブラウンのヤク+ネイビーのカシミヤで織っている冬用のストールもこの手紡ぎ木綿のストールの色合いにインスパイヤーされたものなんです。

 

手紡ぎ木綿のストール

 

サイズ 巾52cm 長さ(房含まず)174〜180cm

夏の終わったこれからの時期に重宝する、しゃれた巻物になります。

その他にもこちらのブログ記事で紹介している色違いのストールもございますのでご覧ください。

 

 

 


カシミヤと手紡ぎヤクのストール

1階の機では「冬のマリン」のタテ糸に手紡ぎしたヤクをヨコ糸に使って織っています。

このヤクの手紡ぎ糸には、スピンドルで紡いだ糸でを使っています。スピンドルで紡いだ糸は、太いところ、細いところの変化があり、織った布に思わぬ表情が現われるんです。

さらに今回は、ちょっと太めに紡いでもらった糸を使っています。

 

ヤクのヨコ糸

 

ヨコ糸をヤクのモカからブラウンに変えたところ。

杉綾も所々逆のパターンで織ってます。

ヤクのヨコ糸

ヤクのヨコ糸

 

以前にもヤクとカシミヤの交織で織ったのですが、私はネイビーとヤクのブラウンの混じった色合いにとても魅力を感じてしまいます。

手紡ぎの糸との組み合わせで今回はどんな布になるのか楽しみです。

 

 

 


縮絨前のストール

 

ヤクのストール

 

手紡ぎのヤクだけで織ったストールです。

機から下ろして十分に休息をとりました。とても良い感じです。

そろそろ縮絨しようかと思ってます。

 

 

 

 


雑誌掲載のお知らせ

8月23日(金)発売の [nice things.] 10月号につばめ工房を掲載していただきました。

生活のこと、モノのことを丁寧な取材で紹介する月刊誌です。

 

nicethings

 

「布と衣 私と服」という特集ページの中で取り上げていただきました。

nicethings

nicethings

 

2回にわたる取材をしていただき、布への思いなどを引き出してくださいました。

書店などで見かけることがありましたら、お手にとってご覧ください。

 


ヤクのストールの1枚目

工房2階の広幅機では、手紡ぎヤクの糸を使い織っていたストールの1枚目が織り上がり、その仕上がり具合を確認してから2枚目を織り始めようと、機から下ろしました。

 

手紡ぎヤクのストール

タテ糸にブラウン、ヨコ糸にモカとブラウンのヤク糸を使い杉綾で織ったシンプルな広幅のストールです。

 

手紡ぎヤクのストール

織り始めと織り終わりにだけ、茜で染めたカシミヤ糸を入れました。

タテ糸を切り、機から切り離すと一気に張っていた糸が縮みます。

手紡ぎヤクのストール

ヤクという魅力あふれた素材と手で紡いだ糸の個性が絡み合った布、次の行程の縮絨によってどのような表情を見せてくれるか待ち遠しいです。これから織りチェックと修正を施して縮絨します。

ほぼ半年ぶりの冬のストールの縮絨ですが、まだ暑いので大汗をかきながらの踏んだり揉んだりの作業になりそうです。

 

 

 

 


次のストールの準備

つばめ工房の夏休みも終わって、今日から営業開始です。

お休み前は、1階、2階ともヤクを使ったストールを織っていますが、次の準備のために並行して糸染めもやりました。

次はタテ糸に絹を使ったストールを織るつもりです。

 

DSC08654.jpg

こちらは桜のチップです。皮を剥いだ幹をまるで鰹節のようにきれいに削った桜を以前いただいていたので、それを使ってみました。雑味も少なく色素もすぐに抽出できて、とても使いやすい染材でした。

 

DSC08651.jpg

きれいなピンクが出てきてもったいないようですが、今回の目的はグレーなんです。

 

DSC08659.jpg

鉄で媒染してグレーに。ヤシャブシで染めたグレーなどとも違った、桜ならではの紫っぽい色気のあるグレーとなりました。

 

その他にもヤマモモで染めたアイボリーや他のストールに差し色に使う糸なども染めました。

DSC08673.jpg

 

整経も済ませて、いつでも機掛けをできるよう準備しておきました。

絹のタテ糸

 

9月に向って本格的に秋冬物の制作が始まります。

 

 


夏のカシミヤリネンストール

つばめ工房は本日より15日(木)まで夏休みをいただいております。

お休み前に仕上げを済ませたストールを紹介いたします。

真夏の冷房の強い所や旅先の涼しい高原で、そして秋の肌寒い時に、そんなシチュエーションで使えるラグジュアリーなストールを作ってみました。薄くて軽くかさばらずに持ち歩きもしやすいです。

 

DSC08604.jpg

タテ糸に細番手のリネン単糸を、ヨコ糸にはやはり細番手のカシミヤ単糸を使い綾で織り上げました。

柔らかいカシミヤがヨコ糸に入っているので、とてもソフトな肌触りです。カシミヤリネン

DSC08579.jpg

裾のブルーはカシミヤを藍生葉で染めたブルー、黒く見える1本の糸はログウッドでチャコールグレーに染めたリネンです。

 

DSC08587.jpg

アクセントカラー以外はリネンもカシミヤも素材の持つ無染色の糸を使いナチュラルな雰囲気を強調しています。

カシミヤとリネンの交織ストール、私も使いたい1枚となりました。

店頭でございますので、ぜひ一度羽織ってみてください。

 

サイズ 巾55cm 長さ(房含まず)190cm

素材 タテ糸/イタリアリネン100%・ヨコ糸/カシミヤ100%

 

 


ヤクのストールの織り始め

今年の暑さは本当に厳しいですね。工房は家が隣接している町中なので、風も通らない2階の暑さもかなりのものです。

こちらは機掛けが終わって織始めたヤクのストールです。

織り始めは茜で染めたカシミヤを端に使ってちょっとアクセントに。

手紡ぎヤクのストール

画像ではわかりにくいですが杉綾で織っています。

白っぽく見えるのはヤクのモカ色の手紡ぎ糸を入れた所です。ブラウンとモカを使い分けて変化をつけます。

 

次の制作の糸染めのためにガス台の前で染液を煮出しながら、温かいヤクを使って織っている暑い夏が続いています。

 

 

 

 



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