今回はヒナタノオトで開催される二人展です。やはりスウェーデンで学ばれた糸花生活研究所さんとの展示だそうです。
このイースターの時期に合わせた展示はスウェーデンの風や空気を感じられる素敵な作品展となるでしょう。
かれんさんは5月25日・26日に開催されるクラフトフェアーまつもとへの参加も決定しているそうです。
織り技術に裏付けされた、若く活気のあるかれんさんの美しい手仕事に触れることのできる良い機会です。
Gökotta × Påsk ヨークオッタ × ポスク
糸と生活研究所<木工・染織> 佐藤かれん<染織>
スウエーデンで学び感じた工藝と暮らし。
春待ちの歓びあふれる手仕事をぜひご覧ください。
2024年3月30日(土)〜4月7日(日)
*会期中 月曜・金曜休み
11:00〜18:00(最終日は16:00)
作家在店日
糸花生活研究所 3/30・31・4/6
佐藤かれん 3/30・31・4/6・7
ヒナタノオト
東京都中央区日本橋浜町3-16-7 スプラウトビル1階
]]>
3月20日(水)・21日(木)・22(金)は営業いたします。
3月23日(土)・24日(日)は臨時休業とさせていただきます。
誠に勝手ではありますが、よろしくお願い申し上げます。
いつか使い途が見つかると思って、捨てられないたて糸の残りです。
]]>
私なりにこだわり、少しずつ色を変えたリネンをよこ糸に使っていますが、淡い色合いなので違いが分かりにくいかもしれません。それぞれ春らしい色合いとカシミヤとリネンの肌に優しい風合いが特徴のストールとなります。
あと4枚、デザインを変えながら織る予定です。
このカシミヤのたて糸に、下の写真の糸枠に巻いてあるリネンをよこ糸に使います。
母の日も近くなって来ました。上質な素材を使い、草木染めの上品な色合いの実用的な贈り物としていかがでしょうか。
]]>
草木で染めた細番手のカシミヤと、やはり細番手のリネンを使い、春の装いに花を添えるような明るく柔らかい色合いのマフラーが出来上がりました。
左側は平織りで織り上げ、右側は綾織で織っています。
こちらは平織りのアップです。
プレーンな織地で色差だけのシンプルなデザインです。
こちらは右側の綾織のアップです。
綾織の表情が表れたテクスチャーが特徴です。平織りよりも少しだけ厚みが出ます。
薄いピンクを配置したので、可愛らしい雰囲気になりました。
両方ともカシミヤの温もりも持ちつつ、リネンのサラっとした感触もあって、温度変化の大きい春に対応できる巻き心地の良いマフラーです。
左側(平織り)
サイズ 巾40cm 長さ(房含まず)156cm
素材 たて糸/カシミヤ
よこ糸/リネン
染料 藍生葉・藍・こぶな草・茜
右側(綾織)
サイズ 巾40cm 長さ(房含まず)154m
素材 たて糸/カシミヤ
よこ糸/リネン
染料 藍生葉・藍・こぶな草・茜・コチニール・矢車など
店頭にてお試しいただけます。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
]]>
使った糸は太い糸、細めの糸、でこぼこのある糸、色々な糸にこだわって選んでいます。
また、染色は天然の染料を使い、藍の濃淡、藍に黄色を重ねてグリーン、栗のイガで茶色など染色にもこだわりました。
素材の収縮率の違いによって表れるヨレやシワもこのストールの特徴として表現できればと考えているので、仕上げの水通し後はノーアイロンのままです。
野生味のある、それでいて繊細さも感じる味わい深い布になりました。
つばめ工房ならではのオリジナリティのあるストールに仕上がっていると思います。
左端から1枚ずつ紹介いたします。
こちらのよこ糸にはイラクサを使っています。所々に細めの染めたリネンも使いました。
収縮率の違う糸を組み合わせる事で布に表情を出しました。
サイズ 巾56cm 長さ(房含まず)192cm
素材 たて糸/手紡ぎ木綿・リネン 等
よこ糸/イラクサ・リネン
染料 藍・エンジュ・栗・茜・こぶな草・矢車など
真ん中のこちらはタッサーシルクを使いました。所々にやはりタッサーシルクで織られた布を染めて裂織で入れたり、キビソ糸も使っています。
いわゆる光沢のある絹とは全く違うタイプの絹を使い、手紡ぎの木綿と合わせたストールです。
サイズ 巾57cm 長さ(房含まず)198cm
素材 たて糸/手紡ぎ木綿・リネン等
よこ糸/タッサーシルク・キビソ
染料 藍・エンジュ・栗・こぶな草・矢車など
右端はイラクサと太めリネンを少し使っています。1枚目のストールと同じイラクサとリネンで似て見えるかもしれませんが、そのリネンの太さと色が違うので、実際に2枚を比べてみると違った風合を感じていただけると思います。
こちらも、縮率の違う糸の組み合わせで面白い表情の布になりました。
サイズ 巾56cm 長さ(房含まず)190cm
素材 たて糸/手紡ぎ木綿・リネン等
よこ糸/イラクサ・リネン等
染料 藍・エンジュ・こぶな草・矢車など
今回の3種類のストールは大阪のセレクトショップCATHEDRALさんへの別注品のため、つばめ工房での販売はございません。
]]>
ちょうど今頃に巻きたくなるようなマフラーを織っています。
細番手のカシミヤのたて糸にやはり細番手のリネンをよこ糸に使うマフラーです。
両方とも草木で染めた糸を使っています。
まずは矢車で染めたリネンを使い織り始めました。
こちらのリネンも単糸なので、とても軽くて温もりのある、ほんわかとした色合いと風合いの春向きマフラーです。
この1枚目は綾で織っていますが、2枚目は平織りにしてみようかな?
いくつかのバリエーションで何枚か織る予定です。
襟元を明るい色で装いたくなる季節です。
順調に織り進んでいるので、しばらくお待ちください。
]]>
春めいた陽射しの日が続いていますが、まだ寒い日も続く今頃の季節に使いやすくて、明るい色合いの春用のマフラーを今年も作ります。
いつもはカシミヤの単糸をたてとよこに使う軽くて温かいマフラーですが、今年はよこ糸に草木染めしたリネンを使ってみようと思っています。透明感のあるリネンの色合いがカシミヤと交じり合ったら、とてもきれいだと思うんです。
早速、カシミヤのたて糸で機掛けしました。
藍生葉で染めたカシミヤは可愛い水色で、一気に春めいてくる色合いです。
整経が終わりすぐに機掛けします。
いつものように鉄ウエイトでテンションをかけながら巻き取りします。
機掛けがほぼ終わりました。
次は綜絖と筬通しです。織り付けまでもう少しです。
]]>
有りそうでなかなか無い、天然藍灰汁発酵建てで染められた藍一色の手ぬぐいです。
麻糸で縫った印があるだけの潔い手ぬぐいです。
手ぬぐいといえば晒し木綿ですが、麻と木綿の混紡糸で織られたしっかりとした生地で、乾きも早く使い心地も良いです。
持っているだけでも清々しい気分になって来ますよ。
サイズ 巾33cm 長さ96cm
素材 大麻/木綿
染料 本藍染(灰汁発酵建て)
お値段 一枚3,700円(税込)
*色合いの維持のため、お洗濯は中性洗剤による手洗いと陰干しを推奨しています。
]]>
こちらの3枚目に使っているのは生成りのタッサーシルクの糸です。
少し特長のあるこの糸も在庫が残り少なくなりました。先輩からいただいた昔の糸なので、今はもう手に入らないだろうな。このストールも唯一無二の布となりそうです。
残り40cmほど、ぎりぎりまで織ります。房を作り水通しが終わったらまた紹介したいと思います。
次は春用に薄手で明るい色合いのカシミヤマフラーを準備しています。
]]>
友人と言っても娘ほどの年齢差のある若い方で、織物という枠を超えたテキスタイル技法でアート作品を発表されています。今回はどんなテクスチャーを見せてくれるのか楽しみです。
間近のお知らせとなってしまいましたが、3月2日(土)迄の会期があるのでお運びください。
YUMI NISHIMURA SOLO EXHIBITION
西村 祐美 / Iterplay
今回2023年から新しく始めた2つのシリーズを展示します。
これまで使用してきた織り機は用いず、独自の手法で構成しています。
自分で織るという制約から少し離れてみることで「美術」という領域、
「テキスタイル」という領域、それぞれの相互作用(interplay) をより中庸に、
より広い可能性を持って、展開できるのではないかという試みです。
2024年2月19日(月)〜3月2日(土)
*2/23(金)・2/25(日)休み
11:00〜18:00(最終日は17:00)
GALLERY SAOH & TOMOS
150-0001
東京都渋谷区神宮前3-5-10(私道奥左)
03-6384-5107
次はよこ糸にリネンを使いますが、糸が少し足りなかったので染めながら織っています。
1枚目のよこ糸に使ったイラクサとは見た目はあまり変わりませんが、リネンを使うと表情がかなり変わります。こちらにも一部にイラクサを使っています。
一応、計画した図案に沿って進めますが、織りながら変更しています。
そして2枚目は終わり、3枚目にはタッサーシルクを使うことにしました。
アクセントにタッサーで織れれた布を裂いてを数カ所に入れました。
こちらの手紡ぎ木綿のたて糸シリーズもようやく目処が立って来ました。
イラクサを使ったストールはすでにご紹介いたしましたが、引き続きこちらのよこ糸違いの2枚も仕上がりましたらご覧ください。
]]>
このストールの野性味のある表情をご覧いただきたくて、水通し後の乾かしたままの状態のノーアイロンでご覧ください。
久しぶりに友達のuteちゃんが来てくれたので、出来立てのストールを巻いてもらいました。
もちろんプレスをかけてお使いいただいても良いですが、このようにワイルドな雰囲気で纏ってみても素敵ではないでしょうか。
男性にも女性にもお使いいただけるストールで、お好きな巻き方で楽しんでいただければと思います。
このように手紡ぎ木綿のたて糸によこ糸に使ったイラクサが野性的な雰囲気を作り出してくれています。
糸の持つ野性的な表情がこのストールの真骨頂で、春の始めから夏の前まで、そして秋の涼しくなった頃のカジュアルシーンにいかがでしょうか。
サイズ 巾56cm 長さ(房含まず)190cm
素材 たて糸/手紡ぎ木綿・リネン
よこ糸/イラクサ・ヘンプ
染料 藍・エンジュ・栗・こぶな草など
詳細はお問い合わせください。
]]>
末端にフリンジ分の長さで板紙を入れた所です。
機から切り離しましたが、織り上がりを見たところ予定通りの仕上がりを見せてくれそうです。これから織り間違いを修正して水通しして仕上げます。
このよこ糸にイラクサを使ったストールは次回にはご紹介できると思います。
2枚目はよこ糸にリネンを使おうかなと思っています。
その前に欲しい色のリネンの糸がなくなったので、染め足さないといけません。
]]>
こちらの1枚目はイラクサをよこ糸に使ったストールです。
イラクサは手で紡いだかなり野性的な糸でごわっとした肌触りなのですが、その分味わいのある表情を作ってくれます。
たて糸が手紡ぎ木綿なので、ストールとしてもほど良い柔らかさを感じる風合いに仕上がります。
そして使って洗うほどに柔らかさも増して来て、使いやすく愛着の湧く唯一無二の布に育ってくれるでしょう。
冬が終わりウール系のマフラーを手放したくなる頃から使いたくなるストールです。
]]>
筬は筬柄から外して紐を輪にして吊り、このようにして通しています。
私はこのやり方の方が糸と筬の隙間が見やすいのでこうしています。
今回のたて糸は手紡ぎ木綿を使っています。1枚目のストールのよこ糸にはイラクサを使うつもりなのでそちらも準備しています。
生成りや染めたイラクサです。
藍やこぶな草で重ね染めした糸で、ずいぶん前に染めておいた物です。
大分枯れた色合いの糸になって来ましたね。熟成して食べ頃になったお味噌を使うような感覚です。
今回の1枚目のストールにこれらの糸を合わせたいと思っています。
2枚目はまた違う素材を考えています。
]]>
工房の2階は晴れていると明るい陽射しも入って温かで、この時間は束の間の幸せです。
整経も終わり、すぐに機掛けを始めます。今回は2階のクマクラ機に掛けます。
いつものようにウエイトでテンションをかけながら糸を整えて機上で巻き上げます。
この機の場合は男巻きを機前にセットして巻き取りレバーを使い巻きます。
巻き終えたら男巻きを元の位置に戻します。
いろんな巻き取り方法がありますが、つばめ工房ではすべて機上でウエイトを使いながら巻き取りをしています。
機掛けは織り仕事の中で一番神経を使う工程かもしれませんね。
何回も失敗を重ねた結果、焦らずゆっくりと丁寧に作業する事が、一番早く作業を終えることが出来るとうことがわかりました。
]]>
今年の最初の案内は、つばめ工房でもモノマチの際の出店でお世話になっているniwaさんからのお知らせです。大人可愛い真鍮アクセサリーで人気のniwaさん、今回はガラス作家のトクナガヒロミさんとの2人展のようです。
可愛い真鍮アクセサリーやガラスの器などはいくつあっても、ついまた手が出てしまうアイテムですよね。
きっと楽しい時間が過ごせると思います。
トクナガヒロミとniwa
高温溶解されたガラスに息を吹き込み膨らませて器を作る吹きガラスの作り手「トクナガヒロミ」と
金属を切り出して叩いて日々の暮らしに生きるアクセサリー&道具を作る「彫金の工房niwa」の
2人の作り手がつむぐ、暮らしに溶け込み、いろどる、作品展。
2024年2月9日(金)〜2月13日(火)
13:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
h y g g e
a r t s & c r a f t s g a l l e r y
目黒区上目黒1-15-13-2F
]]>
最近の東京は晴れて風も強い寒い日が続いていて、糸もすぐに乾くのでそこは楽ですね。
まだまだ糸巻き仕事が続きます。
これで整経のための糸枠への巻き取りができました。
このような並びで整経する予定です。
]]>
一期一会の糸を使うので、決して同じ布にはならないのですが、この雰囲気が好きなので度々眺めている大切な布です。次の整経に向けて準備していますが、このシリーズはなかなか暴れん坊の糸が多くて修行させてもらっています。
次のよこ糸には何を使おうかな、と思いを巡らしながら作業しています。
]]>
仕事をしているとなかなか地元を散策する時間がありません。今回の記事を見ると最近の蔵前は私たちも知らなかったお店が増えていてビックリです。
昔からある地元の有名店も掲載されているし、新しくできたカフェや飲食店もあり、隅田川の向こう側の両国エリアも掲載してあるので、保存しておくと役に立ちそうです。私も街の変化を観てみたくなりました。
つばめ工房も片隅にちょこっと載っていますので、探してみてください。
]]>
手紡ぎ木綿やリネン等を染めたたて糸を使い、よこ糸に絹や麻、ウール等の素材を使い分けて交織するつばめ工房の一点物のオリジナルストールを織る予定です。
まずは手持ちの糸ストックの確認をして、欲しい色があれば重ね染めをしたり、新たに染めたりする作業をしながらイメージを作っていくスタイルです。
生成りのリネンと藍染した木綿をえんじゅで染めます。
こちらはえんじゅの染液を抽出中です。
えんじゅで染めると藍染した木綿はグリーンに、生成りのリネンはイエローになります。
イエローに染めたリネンは藍染してまたトーンの違うグリーンにするつもりです。
糸染めは糸遊びをしているような感覚でしています。草木染めは計算通りの色にはなりません。染めた糸は組み合わせて使うし、量産品ではないので、あまり深く考えずに染めて、出来上がった色を選んで使っています。
さて、次はどのようなストールができるでしょうか?
年明け早々に急なお知らせで申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
工房では次の織物の準備で、糸選びと糸巻きの日々です。
]]>今回はひとつ前のポストの2枚も含めて合計で3枚のカシミヤと手紡ぎヤクのマフラーを織りました。
今回の3枚の内、1枚はモカカラーのヤクをよこ糸に使い、2枚はブラウンを使っています。
ブラウンを使った2枚も同じデザインではなく微妙な違いがありますが、その辺りは実際に見比べないとわかりにくいと思います。
ふっくらと柔らかく仕上がっています。
是非、店頭にてお試しください。
サイズ 巾35cm 長さ(房含まず)164cm
素材 たて糸 カシミヤ100%・よこ糸 ヤク100%
染料 酸性染料・ヤクは無染色
お値段 ¥47,000(税込)
]]>
染めたカシミヤ紡績糸のたて糸に、無染色のヤク手紡ぎ糸をよこ糸に使うといういつものパターンです。今まではネイビーやブラック、レッドの単色かダーク系の配色でデザインしましたが、今回は色数を増やしたカラフルなたて糸がヤクの色のおかげで落ち着いた色合いにおさまっています。。
手紡ぎしたヤクを使うことによってヤクの特徴が際立ち、しっとりとした柔らかさとボリュウム感も増し、とても暖かいマフラーとなりました。
向かって左側がブラウンで右側にモカを使っています。
こちらはブラウン色ヤクのよこ糸です。
ヤクのブラウンがカシミヤの色糸と混ざり抑えた色目となっています。
こちらはモカ色ヤクのよこ糸。
モカのグレイッシュな色が混じると明るめの色合いとなり、懐かしい雰囲気の温かみがあります。
微妙な色合いなので、写真での表現が難しいです。ぜひ実物をご覧になって触れていただきたいのですが。。
サイズ 巾35cm 長さ(房含まず)160cm
素材 たて糸 カシミヤ100%・よこ糸 ヤク100%
染料 酸性染料・ヤクは無染色
お値段 ¥47,000(税込)
]]>
ただいま乾かし中で、年末に織ったカシミヤとヤクを交織したマフラーです。
レッドやネイビー、ブルーグリーンを配置したカシミヤのたて糸にヤクのブラウンとモカをそれぞれよこ糸に使いました。
ヤクを使うと色に深みが出て思いがけない色調になってくれます。
今回は2枚だけ作ってみました。
また仕上がりの写真を当ブログにも掲載しますのでご覧になってください。
]]>
東京も揺れて、東日本地震の時の映像がよみがえって来ました。
被災された方々に不安のない生活が1日も早く戻って来ますように。
お正月は糸を紡ごうと決めていたので、元旦から糸紡ぎを始めています。
年末に注文していたヤクのブラウンとモカの原毛が入荷したので、早速モカの方から紡ぎ始めました。
紡ぎ機は電動ですが小型なので、持ち運ぶことが出来て便利です。
うお正月でみんな家にいるので、まれすけ君もそわそわと忙しそう。
ビニール紐は大好きなのに、糸にはあまり興味がないようなので大助かりです。
新年は明日5日(金)より営業を始めます。
本年もよろしくお願いします。
]]>
今年もスローペースでしたが、続けることができました。
これも一重に皆さまのおかげだと思っています。
来年もさらにスローペースになってしまうかもしれませんが、織物を続けて行ければと思っています。
また見守っていただければ幸いです。
ただ今、カシミヤ単糸で織っているマフラー、今までに4枚仕上がりましたが、1枚を残して旅立って行きました。残りのたて糸であと4枚織る予定ですが、その内2枚はヤクの手紡ぎ糸をよこに使うことにしました。
年内には織り始めることはできましたが、仕上がりは年明けとなります。
今まではこういう色合いのたて糸にブラウンヤクやモカ色のヤクを合わせることはなかったのですが、試織してみたところ意外な色変化を見せてくれ、ヤク独特の風合いも出て、なかなか良さそうだったので新作として織ることにしました。
カシミヤ単糸だけで織るよりも、太めの手紡ぎ糸なので厚手になりボリュウムが増すので、
より暖かく、カシミヤ単糸だけで織ったマフラーとはまた用途の違ったマフラーになると思います。
年明けに最初に仕上がるマフラーになります。
素敵なマフラーになる予感がするので、期待なさってください!
]]>
共通のたて糸を使って、よこ糸を変えながらデザインをしています。
今回はずいぶん印象の変化した2枚のマフラーができました。
向かって左側はグリーンとネイビーを使いました。
こちらはトラディショナルなチェックのイメージで配色しました。
サイズ 巾33cm 長さ(房含まず)160cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
右側はブルーとオレンジを使いました。
こちらはカラフルなチェックとなりました。
サイズ 巾35cm 長さ(房含まず)160cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
両方とも色の交差が決め手のオリジナリティのある一点物です。
一度巻いてしまうと、離せないほど心地の良い定番マフラーです。
是非一度お試しください。
sold out(ありがとうございました)
]]>
今年もあっという間に過ぎた1年で、初の個展も開催させていただいた節目の年でもありました。
来年は開業より14年目を迎える年となります。皆様のおかげを持ちましてこれまで続けることができたと思っています。
今年の年末は少しイレギュラーな営業となります。
23日(土)通常営業
24日(日)15:00〜18:30 営業
25日(月)休業
26日(火)・27(水)11:30〜17:00 営業
12月28日(木)〜1月4日(木)冬季休暇
1月5日(金)より営業開始
それでは、来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
年末に試織したカシミヤと手紡ぎヤクの交織です。年明けから織り始める予定です。
]]>
前回は個展の際に出品したのですが、すぐに旅立って行ってしまいました。リクエストの声が多かったので、ストックしていた手織り布地を選んで大島さんにお願いしました。
5つのどんぐりベレーが出来上がりました。今回はシックな色目が多くなりましたが、それでもこの形はかぶるとやっぱり可愛いです。
帽子用に織った布地ではないのですが、大島さんにお任せで色や柄を組み合わせていただいています。
この「どんぐりベレー」は彼女のセンスに助けられているんです。
ひとつずつ紹介していきます。
白いベビーアルパカとグレーのカシミヤを使いオーバーショットで織った布地で作りました。
オーバーショットの柄と帽子の形がまったく違和感なくまとまっています。
ブルーとネイビーの平織りのカシミヤ布地で作りました。
六角形の帽子の形と色の切り替えがうまく調和しています。
ヘリンボーンで織ったカシミヤ布地で作っています。
ブルー、ネイビー、ベージュ、ブラウンが入った柄が配置されて、かぶる向きによって印象が変わります。
sold out(ありがとうございました)
こちらはツイード調のウールの手織り布地を使いました。
トラディッショナルな雰囲気ですが、一箇所に配置した赤の入った柄が明るいアクセントとなりました。
sold out(ありがとうございました)
こちらもツィード調のウール手織り布ですが、黄色とオレンジの糸は木綿を使っています。
布の個性的な雰囲気がどんぐりベレーの形にも良く合ってています。
sold out(ありがとうございました)
紐でサイズを合わせるのでフリーサイズとなります。
裏地はこのような仕様です。(ネイビーだけ赤い裏地です)
このどんぐりベレー帽、手持ちの布地をすべて使ってしまいましたので、しばらくはお休みとなります。
この機会におひとついかがですか?店頭にてお試しいただけます。
]]>
いつものようにフワフワ、柔やわに仕上がりましたので、ご覧になってください。
この2枚は微妙に違うのですが、どこが?というとよこ糸の配色が違うのですが、わかりにくいですね。
向かって左側はこちらです。
赤のベタのスペイスを何箇所か配置していて、赤が強調されています。
よこ糸にエンジとネイビー、アクセントに黄色とブルーグリーンを配置しました。
こちらの左側はsold out(ありがとうございます)
こちらは向かって右側。
こちらには赤のベタはなく、たて糸とよこ糸の色が交差した色変化でデザインしました。
よこ糸には、グリーン、ブラック、アクセントに黄色とブルーを使ってます。
こちらのほうがシックなイメージですね。
近くで見ると、このように色の混じり合いが楽しいカシミヤマフラーとなりました。
つばめ工房の定番カシミヤ単糸のマフラーで、カシミヤならではの温かさとフワッと軽く使い心地の良いマフラーです。ユニセックスでお使いになれるデザインなので、老若男女どなたにもお使いいただけます。
2枚とも、
サイズ 巾33cm 長さ(房含まず)160cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
あと6枚をデザインを変えて織る予定です。
すべて織り終わったところで1度に紹介できるかどうかはわかりませんので、気になったマフラーがございましたら、お問い合わせください。
]]>赤、ネイビー、グリーンを基色にして黒、黄色なども使ったチェックで織っています
今年はいつものカシミヤ単糸のマフラーより少しだけ幅を広めにしたので、巻いた時のボリュウム感が以前のカシミヤ単糸マフラーより増すはずです。
ブルーやブルーグリーン、イエローもラインで入れました。
シックな洋服にコーディネートしやすいチェックなので、胸元のおしゃれなアクセントになると思います。
2、3枚織れたところで機から切り離し、縮絨して様子を見るつもりなので、また紹介いたします。
その結果を見てから、デザインを変えながら続きを織ります。
]]>
首からかけるとこのくらいの長さです。
ピンブローチなどで留めると良いかなと思います。
首回りにクルッと巻くとこんな感じです。
カシミヤと手紡ぎヤクの組み合わせはとても暖かいので、ファンが多いんですよ。
お値段 ¥27,500(税込)
サイズ 巾33ccm 長さ(房含まず)80cm
素材 たて糸/カシミヤ100%・よこ糸/手紡ぎヤク100%
染料 酸性染料・ヤクは無染色
詳細はお気軽にお問い合わせください。
店頭にてお試しいただけます。
]]>
今回はクリスマスも間近なので、冬に巻きたくなるような色合いのマフラーを作ろうと思います。
こんな色合いのたて糸でちょっと多めにマフラー8枚分の整経です。
おなじみのカシミヤ単糸のマフラーですが、今まで同じデザインで作ったことはないので、今回はどんなマフラーになるでしょうか?
今回もユニセックスで使えるようなマフラーも計画していますで、男性も是非ともご期待ください。
]]>
最後の手紡ぎのブラウンヤクを使った1枚が織り上がって、たて糸の残りを見たら計画より少し長めにあったので、このヤクを続けて使いミニマフラーを1枚だけ織りました。このミニマフラーは仕上がり後に写真撮りますので、またご覧ください。
お待ちしていただいているお客様には縮絨して仕上がりましたら、今週中にはお送りできる予定です。
]]>
そんな気持ちを少しでもお伝えしたく、お礼のハガキを作りました。今回のイラストもDMを作ってもらったいずみさんにお願いしました。こちらのつばめは杉綾の羽で赤いタータンチェックのマフラーを巻き、布地のような藍色の空を舞っています。素敵なハガキができました。
住所を存じ上げている方と会場でお教えいただいた方には郵送できたのですが、ご住所がわからなかった皆さまには、この場で改めてお礼申し上げます。(でもmailにてご住所をお教えいただけましたら、このハガキを郵送させていただきますので、是非とも。)
次回があるかどうか、今はまだわかりませんが、織物は続けて行く所存です。
今回初めての作品展で、今回のように集約した発表の場を設けるのも面白いな、と思いました。
どのような形にしろ、また皆さまにお会いできる日を楽しみにしています。
]]>
ちょうど使い始める季節にお渡しできるので、ホッとしました。
よこ糸に手紡ぎのブラウンヤクを使ったバージョンです。
オリジナルレッドとヤクのブラウンの重なり合った色が素敵です。手紡ぎのヤクなので空気をたくさんはらんでとても温かいです。
サイズ 巾30ccm 長さ(房含まず)160cm
素材 たて糸/カシミヤ100%・よこ糸/手紡ぎヤク100%
染料 酸性染料・ヤクは無染色
こちらはよこ糸にピンクとグリーン、イェローに染めたカシミヤを配置してカラフルに。
サイズ 巾30cm 長さ(房含まず)154cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
青みのあるレッドを広めに配置してビビットカラーにしました。
サイズ 巾30cm 長さ(房含まず)152cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
3種類の赤いマフラーです。
店頭用にも2枚織る予定でしたが、1枚は予約が入ってしまいましたので、残り1枚分の赤いマフラーが織れます。ご希望の方はメールにてご連絡ください。
sold out (ありがとうございました。)
これで、今回の赤いカシミヤマフラーは終了いたします。
また新作の巻物を作りますので、ご期待ください!
]]>今は閉店してしまった駒沢のイオグラフィックでの展示で、年に1回ですがイオグラフィックへ伺ってカレンダーを買い求めて、竹崎さんにお会いするのが私の12月のならわしになっていました。
今回は場所が変わり下北沢のfog linen workでの展示です。
竹崎さんの紡ぎのテクニックとそのデザイン性の高いストールはこれまでにもたくさん拝見して、いつもうっとりとしてしまいました。
今回ナバホチュロという存在感が半端ないらしい羊で織られたストールも是非見てみたいです。
服地も織られていて、今回はその生地で作られたコートの展示もあるようなので、それも楽しみです。
羊の個性に合わせた紡ぎのテクニック、そして竹崎さんのファッションセンスで作られたコートはどんな表情とフォルムをしているのでしょうか?
ストール展
この写真は、最後に織り上がったストールです。
岡山の三好さんのフライスランド羊のソフィア、4歳のフリースで作りました。
DMを撮るために試しに撮った縮絨まえのものです。 竹崎万梨子
2023年12月5日(火)〜12月8日(金)
12:00〜18:00 (8日は17:00まで)
FOG 2nd FLOOR
〒155-0033
東京都世田谷区代田5-35-1-2F
03-5432-5610
]]>
ローカル局なので私もテレビでは観れなかったのですが、youtubeで配信されていました。
工房も散らかっているし、何よりも私自身がテレビに映っている姿が恥ずかしいのですが、1階の機を使って織っている普段の仕事風景です。お時間のある時にでもご覧になってください。
取材されたマジシャンの魔耶一星さんはおしゃれで、こだわりを持った方で丁寧に取材してくださいました。最後に見せてくださったカードのマジック、いくら考えても種がわかりません。
9分50秒あたりから5分ほどの映像です。
映像の中で織っていたのは手紡ぎヤクのストールで、10月26日からの「手織り布展」に出展のために織っていたところでした。観ていると旅立って行ったストールの細部の記憶が一瞬にして戻って来ました。
]]>
こちらは耳をライトグレーに変えてみました。
可愛さが増してきたようです。前回はこちらです。
ついこの前まであんなに暑かったのに、やっぱりカシミヤマフラーが欲しくなってきましたね。
お待ちいただいている皆さま、もう少しで仕上がります!
元気の出そうな赤いマフラー、店頭にも少しですが並ぶ予定です。
]]>
今はカシミヤの赤いマフラーを織り始めました。
1枚目はよこ糸にヤクの手紡ぎ糸を使ったマフラーです。
オリジナルレッドとヤクのブラウンの組み合わせが可愛いです。
2枚目はピンクとグリーンに染めたカシミヤをボーダーて配置するつばめ工房ならではの配色で織ります。
もう1枚はもう少しビビットなレッドを使うマフラーを織ります。
3種類の色の交じり合いが楽しい赤いマフラー、店頭用にも織る予定ですのでご期待ください。
]]>
このマフラーに使っているオリジナルレッドを染めることから始めます。酸性染料の良いところはデータさえ作っておけば、とても再現性が高い事です。草木染めで同色を再現するのはなかなか難しいです。
奥のホワイトカシミヤの枷はこれからスカーレットレッドに染めて、組み合わせて使います。
まだもう少し時間がかかりますが、取り掛かっていますので、しばらくお待ちください。
]]>
八重畑さんは羊毛の手紡ぎ手織りをされていて、織りに留まらず手編み仕事もしていて、つばめ工房でも手編みのニット帽などの作品の制作をお願いして、好評を得ています。
長年にわたり羊に関わり、羊毛を使った手仕事を中心にされています。
今回は2年ぶりの手織り物の展示と販売となり、丁寧に紡ぎ、織られたマフラー・ストール・服地(展示のみ)などの作品が築150年のむき出しの梁や土壁のある空間に並びます。
羊 布
八重畑 佐和子 展
羊毛を使って私が織る布を
"羊布"と名付けました
羊たちの命の力、その営み、
息づかいまでもを感じ取れるような
そんな布を目指して織っています
触れてみて感想をお聞かせいただけますと幸いです
2023年11月16日(木)〜21日(火)
10:00〜19:00 最終日17:00
日本茶喫茶・ギャラリー 楽風(らふ)
〒330-0064
埼玉県さいたま市浦和区岸町4-25-12
Tel:048-825-3910
]]>
お店の方には天然藍灰汁発酵建で藍染めをされている、あをの用さんで染められた手ぬぐいが少しだけ入荷しました。
手ぬぐいと言っても、通常の木綿のさらし手ぬぐいとは違い、木綿 /大麻で交織された密度のある布を本藍染めしたものです。
染めと洗いを何度も繰り返すことによって得られる深い藍色と、この布の持つ風合いがあいまって、たかが「手ぬぐい」、されど「手ぬぐい」という言葉がしっくりくるような、使い心地の良さに満足感を味わえる手ぬぐいです。
たとう紙に包まれたこの手ぬぐい、プレゼントなどにもお手ごろです。
サイズ 巾35cm 長さ100cm
]]>
11月4日、5日は通常通り営業いたします。
急なお知らせで申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
]]>
お天気にも恵まれてたくさんの皆さまにお運びいただき、実際に布に触れて巻いていただくことができたと思います。皆さまのおかげでこの度の個展を開催できたと思っています。本当にありがとうございました。
以前に購入していただいた巻物を携えていらっしゃったお客様も多く、使われていた布を拝見してその変化に胸を撫で下ろすことも多かったです。布を見ると皆さま大切にお使いいただいている様子もうかがえて、作り手としてのやり甲斐も改めて感じることができました。
これを気に次の織物に取り組んで行こうと、気持ちを新たにしました。
]]>
展示は29日(日)まで開催していますので、ご覧いただければ幸いです。
昨日の展示風景はインスタグラムに投稿する予定です。
このストールたちも今回の展示のために制作しました。以前にたて糸をカシミヤ、よこ糸に手紡ぎヤクを使ったストールを紹介しましたが、こちらはそのカシミヤのたて糸を使い、よこ糸にはまた種類の違うカシミヤ糸を使ったストールです。たっぷりしたサイズで、ブラックとネイビーの組み合わせがオシャレでシックなストールとなっていると思います。
アクセントには1本のカシミヤ糸を線で配置しました。
ブランケットのようにたっぷりとしたサイズですが、今回の糸使いではとても軽く、カシミヤならではの風合いも充分に出て、とても温かに仕上がっています。シンプルだけどゴージャスなストールになりました。
サイズ 巾85cm 長さ(房含まず)200cm
素材 カシミヤ100%
共通のたて糸でもう少し織れたのでスカーフサイズも1枚作りました。
ブラックとネイビーにレッドを加えた配色です。同じレッドを使っていますが、たて糸の色の違いでレッドの見え方が変わります。その辺りも織物の面白いところです。
襟元にクルッと一巻きすると、とても温かで心地良くて止められなくなること間違いなしです。
サイズ 巾85cm 長さ(房含まず)62cm
素材 カシミヤ100%
]]>
引き続き新作を紹介します。つばめ工房の商品はユニセックスでお使いいただける物が多いのが特徴ですが、このマフラーは男性を想定して作ってみました。
ブラックをベースカラーにしてネイビー、ブラウン、グレーをボーダーで配置した3枚を織りました。
それぞれのセンターでボーダーの間隔を変えています。
左はネイビーを配置しました
センターはブラウンを。
右はグレーを。
もちろんメンズカラーのお好きな女性に巻いていただいても素敵だと思います。
男性のビジネスシーンでスーツにも合わせやすいマフラーだと思います。
裾には茜で染めた赤を入れて、少しだけ遊びっぽい雰囲気も。
サイズ 巾31cm 長さ(房含まず)168cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
こちらも個展会場にございますので、お試しください。
]]>
私としては、今回の展示では今やれる事ができたのではないのかな、と思っています。
こちらのストールも会場に持って行くので、触れて巻いていただけると嬉しいです。
黒のカシミヤに藍染の手紡ぎ木綿、それに染色した手紡ぎヤクでたて糸を整経しました。
たて糸とよこ糸に意図して異素材を使っているので、縮率の違いで布に表情が出ています。ブラックをベースにした抑えめな色合いと共に面白い布になったと思います。
左側から紹介します。
ボーダーで配置したブラウンは手紡ぎした無染色ヤクです。ブルーのラインは藍染の手紡ぎ木綿です。
画像ではわかり難いんですが、部分的に座繰り絹を黒に染めた糸をヨコに入れてます。
ヤクのブラウンが温かみのある表情にしてくれています。
サイズ 巾57cm 長さ(房含まず)180cm
素材 カシミヤとヤク・座繰り絹・一部に木綿
染料 藍・酸性染料
向かって右側
こちらはたて糸にも使っている手紡ぎのブラウンヤクをネイビーに染めた糸をよこに使いました。
こちらも、黒に染めた座繰り絹を配置してます。
ベースがヤクのブラウンなのでなんとも言えない深みのある色に変わります。
寒色系のクールな雰囲気でしょうか。シックでおしゃれなストールに仕上がりました。
サイズ 巾57cm 長さ(房含まず)186cm
素材 カシミヤとヤク・座繰り絹・一部に木綿
染料 藍・酸性染料
2枚ともカシミヤと手紡ぎヤクがメインの素材なので、柔らかな風合いの使い心地の良いストールです。
是非、会場でお試しください。
]]>前にカシミヤの殘糸ではこれを作りました。
今度は綿や麻の残糸を使っています。やっているうちについ夢中になってしまいます。
猫用のマットかしら?というほどのサイズですが、今までつばめ工房で使っていた残糸で作っています。
これらのカシミヤや綿や麻のノッティングで作ったシャギーマットも個展に持って行きますので、眺めてやってください。
小さいサイズなので壁に飾ったりすると、なかなか可愛いんですよ。
]]>
お忙しい中を快く引き受けてくださり、仕上がってきました。
カシミヤやウールなどで織ったサンプルや試作の布を大島さんにお渡しして、それらを組み合わせて縫製をしていただくいつものスタンスです。大島さんならではの感性が輝いたベレー帽ができあがりました。
今回の展示にも花を添えてくれそうです。
今回もユニークなどんぐりベレー帽が仕上がりました。
今回は紐でサイズ調整ができるように紐を通したので、フリーサイズとなります。
試織として、黄色のカシミヤ糸を織地に結びながら織りました。
アクセントとして上手く使っていただきました。
こちらはカシミヤではなく、かなり以前にウールで織った試作布です。ウールの質感もなかなか良いです。
オーバーショットでカシミヤストールを織った時の残布です。ちょうどベレーひとつだけ作れました。
ネイビー系のカシミヤストールのハギレを組み合わせて作りました。チラッと見える赤が可愛いです。
オーバーショットの色違いで織った時のハギレで作っています。
様々なカシミヤストールのハギレを組み合わせています。織地が違った布が面白いです。
この6点だけなのですが展示会場で是非試してみてください。
意外にどなたにも似合ってしまうようですよ。
]]>
最後までバタバタと織っていますが、そろそろ織り以外の準備も進めなければならなくなっています。
今回の個展に向けた織物はここ迄かな。
こちらはブラックの紡績糸カシミヤとネイビーに染めたヤクと藍染めした手紡ぎ木綿のたて糸です。これに手紡ぎのブラウンヤクなどをよこに使っています。
ブラックベースに控えめな差し色を配色しました。また異素材を使っているので、色と共にテクスチャーの変化がデザインの特徴となっています。
こちらも以前に作ったストールですが、また少し変化を加えてやってみました。
そしてもう1枚はブラックとネイビーのたて糸ですが、こんな配色のスカーフも織りました。
どれも一点物ばかりです。今までに織った物でもう一度やってみたかったストールの再現、それと新作の展示となります。
今、私に織れる布をそれなりに制作することができました。
実はまだ織りたかった布があるんですが、そはまたの機会に。
それがわかったことが今回のチャレンジの成果だと思います。
おかげさまでこの仕事、もう少し続けられそうです。
個展会場で実際に纏ったり、巻いて試しながらご覧いただければ嬉しいです。
]]>
このストールに使っているヤクの糸は友人のgakiさんがスピンドルだけを使って手紡ぎしています。おまけに彼女が紡ぐのはヤクだけ、というほどのヤク好きなのです。(以前カシミヤの手紡ぎをお願いしたのですが、gakiさん曰く、カシミヤは簡単すぎてつまらないのでヤクしかやらないそうです。)それでも1日に4時間紡いで15gしかできないので、とても手間のかかっている糸なんです。
出来上がった糸は均一ではなく、ゆっくりと空気を孕んで出来上がった味のある糸です。
1枚目はブラウンを使い、裾だけにモカを入れました。
アクセントの赤はカシミヤを茜で染めています。
どこかしらに差し色やアクセントを入れたくなってしまうんです。
ブラウン一色で作る潔さはまだ持てないようです。今回も裾に変化をつけてみました。このヤクのブラウンと茜で染めた赤が良く似合います。
一色の杉綾なので、よく見ないと綾の柄がわかりませんが、手紡ぎ糸ならではの布の表情が見てわかります。
ヤクという素材の持つ糸の力を表現できているでしょうか。ヤクならではのじわっと温かみのある質感や風合いは、実際に触れながらご覧になってください。
サイズ 巾64cm 長さ(房含まず)200cm
素材 ヤク100%(赤だけカシミヤ使用)
こちらの2枚目は共通のたて糸でよこ糸にはヤクのモカをメイン使いました。
モカを使うことによって色差が生じて杉綾が識別しやすなり、手紡ぎの表情がわかりやすくなりました。
赤は1枚目と同じカシミヤを茜で染めた糸を使っています。
ブラウン一色とはまた違う表情で、こちらの方が温かみのあるマイルドな印象でしょうか?
ブラウンとはまた違った質感があります。こちらも実際に触れてみてください。
サイズ 巾63cm 長さ(房含まず)196cm
素材 ヤク100%(赤だけカシミヤ使用)
この2枚のヤクのストールも個展会場に並びます。
近所には私も大好きな西洋民芸の名店、グランピエ東京さんもあります。
ラグや珍しい古い布などもあり、布好きさんにはお帰りの際のお楽しみになるのではないでしょうか。
]]>
今までにも数えきれないほどこのマフラーをカシミヤ単糸の同素材を使って、冬向けや春向けと織ってきました。
今回はその中でも過去に人気の高かった色を染めて配色しました。
ネイビー、ライトブラウン、レッドのたて糸を使い、よこ糸を変えながらデザインしています。
それぞれ違う印象のマフラーができました。お好みの1枚をお探しください。
こちらはネイビー、ブルー、レッドをよこ糸にしました。この糸染めしたブルーがマニッシュな雰囲気を作り出してくれました。
ネイビー、レッドそして珍しくグリーンを使っています。この配色は初めてで、トラディッショナルな雰囲気になりました。
こちらはネイビー、ブラウン、レッドで抑え目なシックな感じです。
こちらはネイビーと2色のレッドで、ちょっとガーリーな雰囲気で。
カシミヤならではの温かさとフワッと軽く使い心地の良いマフラーで、ユニセックスでお使いになれるデザインです。10月26日(木)〜29日(日)の手織り布展でお試しください。
サイズ 巾30cm 長さ(房含まず)170cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
]]>
こちらはスピンドルで手紡ぎされた糸です。まずは撚り止から始めます。
ヤクの外毛は剛毛なのですが、この糸は選別した内毛だけを紡いでいるのでとても柔らかな糸で、私も大好きな色です。
今回はストール2枚分の整経です。
綜絖通し、筬通しを終えて、個展が差し迫って来ているので、すぐに織り始めました。
1枚目のよこ糸にはモカ色の手紡ぎヤクを入れています。色差があるので杉綾が判りやすいですね。
こちらは2枚目でたて糸と同じブラウンをよこに使い、やはり杉綾で織ります。
ヤクの原毛はほとんどが無染色のブラウンかモカです。ストールにするとどうしても地味な印象になってしまいますが、このブラウンが他の獣毛やウールには見られない、魅力的なしっとりとした色合いで、仕上がったストールにも素材の持つ存在感が滲み出てきて、このこっくりとした色合いが気品のある雰囲気を作ってくれると思います。
10月26日(木)〜29日(日)の個展で是非お試しください。
]]>
ボーダーデザインなのですが、左右でバランスを変えて配置したので、巻いた際に変化が表れます。
3枚とも杉綾で織っているので、ボリュームもありカシミヤならではソフトな感触が楽しめます。
左からよこ糸を変えて織ったマフラーを1枚ずつ紹介します。
よこ糸には手紡ぎのブラウンヤクを使ったマフラーです。
カシミヤ+ヤクの風合いは格別な物です。
サイズ 巾32ccm 長さ(房含まず)162cm
素材 たて糸/カシミヤ100%・よこ糸/手紡ぎヤク100%
染料 酸性染料・ヤクは無染色
ピンクとブルーグリーンに染めたカシミヤをボーダーに配置しました。
つばめ工房ならではの配色です。
サイズ 巾30cm 長さ(房含まず)166cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
青味のあるレッドをベースカラーのオリジナルレッドより多めに配色してデザインしました。
なかなかビビッドな雰囲気です。
サイズ 巾30cm 長さ(房含まず)164cm
素材 カシミヤ100%
染料 酸性染料
色の混じり合いが楽しい、元気の出そうなカシミヤの赤いマフラーが出来上がりました。
目を引くような赤ですが、巻いてみると思わぬ自分を発見できるかも。
10月26日(木)〜29日(日)の手織り布展で見比べてみてください。
]]>
なかなか存在感のあるブランケットタイプのたっぷりとしたストールとなりました。
カシミヤだけで織った時の柔らかさとはまた違い、ヤクの特徴でもあるしっとりとした風合いも兼ね備えていて、独特な温もりのあるストールです。
暗いので見にくいかもしれませんが、実際の明度がこの位の色合いとなります。この濃い色合いの中にネイビー、ブラウン、ブラック、モカの糸が交じり合ってできた奥行きのある深い色が、落ち着きのある佇まいを作ってくれています。
1本の赤いカシミヤ糸を数カ所に配置して控え目なアクセントにしました。
サイズ 巾87cm 長さ(房含まず)185cm
素材 たて糸/カシミヤ100%・よこ糸/手紡ぎヤク100%
染料 カシミヤ/酸性染料(黒とネイビー)・ヤク/無染色
こちらは配色は同じですが、デザインを変えた2枚を織りました。
肌触りや感触など、写真や文字での表現がとても難しいです。
10月26日(木)〜29日(日)の個展に並びますので、是非お確かめいただきたいです。
]]>
今年の10月で開店から13年目を迎えるつばめ工房の場所を変えての初の作品展となります。
今までは制作した一点物の手織物をその都度店頭で販売していましたが、ここ1年ほどは制作スタンスも変えて展示に向けた制作もしていたので、今回の展示ではある程度まとまった品数の布製品をご覧になっていただけると思います。
織りをしていると、いつも新鮮な発見があります。
たて糸、よこ糸の出会いから生まれる布の表情、色と色のハーモニーなど。
その面白さに惹かれて染織を続けて参りました。
今までカシミヤ、ヤク、麻、絹、木綿、イラクサなど季節や用途に応じた様々な自然素材でたくさんの布作りをして来ましたが、ここで一度立ち止まり、これからの織り仕事を見据えたいという時期でもあり、多くの布好きの方々に見てもらいたくて個展の開催を考えました。
今回の展示では今までに織った中で愛着のある布をもう一度再現したり、新しいデザインで作りたかった布なども制作しました。
お気に入りの一枚となるような布を探し出していただければ幸いです。
今回のDMはイラストです。写真とはまた違った味わいがあり、布の柔らかさや風合いも表現されています。
これは織った生地サンプルをデザイナーのいずみさんに描いてもらいました。
展示会場では生地サンプルと原画も並べて展示しますので、そちらも是非ご覧ください。
高橋京子は全日在廊いたしますので、期間中鳥越の店舗はお休みとさせていただきます。
お問い合わせ先
info@tsubamekobo.com 高橋まで
会期
2023年10月26日(木)〜29日(日)
11:00〜19:00(最終日は17:00終了)
会場
イトノサキ PLUS
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-5 KFビル3階
tel:03-6721-1358
]]>
たて糸はオリジナルレッドに染めたカシミヤで、よこ糸に使うカシミヤもすべて調合したオリジナルカラーで染めました。
オリジナルレッドにこの青味のあるレッドやピンク、ベージュ、ブルーグリーンなどに染めたカシミヤも使う予定です。さらに無染色のブラウンヤクを使ったマフラーも1枚織る予定です。
オリジナルレッドを使った3枚のマフラーが作品展に並ぶ予定です。
Red Loverの皆さま、ご期待ください!
]]>
広幅の青いチェックのカシミヤストールを紹介しましたが、このたて糸を使ったスカーフを1枚だけ織ることができました。首筋にクルッと一巻きできるサイズのスカーフです。
襟元が華やぐ色合いなので、お顔回りがパッと明るくなります。
首筋を冷えから守ってくれる、この小さなスカーフが一枚あると安心します。
サイズ 巾72ccm 長さ(房含まず)52cm
素材 カシミヤ100%
染料 藍生葉・こぶな草・茜・酸性染料(ブラック)
]]>