手紡ぎ手織りの木綿ストール
朝晩は半袖では少し肌寒く感じるようになってきて、手紡ぎ手織りの木綿ストールが恋しくなる季節となりました。
コロナ禍でラオスから帰国して以来、ラオスに戻れずにいる前川佐知さんがラオスの山のお母さんと一緒に作っている、棉の栽培から始まる手紡ぎ手織りのストールたちです。
使い始めはハリがあって少し堅い感じがしますが、使って洗い込んでいくと、とても柔らかくしなやかになります。手紡ぎした糸が洗いこんで行くうちに撚りが戻ってきて、柔らかくなるんだと思います。手紡ぎの織物の良さですね。
人気のタテ糸が藍、ヨコ糸がファイの木+泥染のブラウンの天然染料だけで糸染めしたストールも残り少なくなりましたがまだストックがあります。つばめ工房で制作過程や仕上がりも含めて安心しておすすめできる品々です。
サイズ 巾52cm 長さ(房含まず)174〜180cm
素材 手紡ぎ木綿
染料 藍・ファイの木+泥染
他にも藍とファイの木で染めて織った、色違いのバリエーションがあります。
サイズと素材は上と同じです。
藍染めした糸をタテとヨコに使って織った藍一色のストール。
ファイという木の樹皮から抽出した染料で染めた後、泥で媒染した赤みのないブラウンが特徴の糸をタテとヨコに使った一色のストール。
タテ糸にファイ、ヨコ糸に藍を使い交織したストール。
タテ糸にファイ、ヨコ糸に生成りを使ったストール。
男性にも女性にもお使いいただけるストールです。
夏の終わったこれからの時期に重宝する、キリッとしゃれた巻物はいかがでしょうか?
前川さん、今は地元の丹波篠山で自身の作品を織りながら、ラオスに戻れる機会を待っていると知らせが届きました。織りは糸と道具があればどこにいてもできますものね。
ちょうど、前川さんが毎年開催している「ラオス写真展」も丹波篠山でもうじき始まります。
前川さんも会期中は毎日会場にいらっしゃるようなので、お近くの方は是非ご覧ください。
第10回ラオス写真展
- 2020.09.20 Sunday
- 織物
- 09:18
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- by パトリシア高橋