リネンの繊維
お願いしていた手紡ぎ用のリネンの繊維が届きました。
正式には"Scutched Flax"というらしいです。「リネン」というのは糸になった状態での呼び名みたいですね。
草や材料の状態の時はフラックスと言うようです。そのフラックスも加工の仕方で呼び名が違うみたいです。
そして日本ではそのフラックスの状態の繊維を販売しているところがほとんどないのではと思います。(ご存知の方がいらっしゃいましたら、お教えください!)
今回は1kg弱だけですが、在庫のあった糸屋さんから入手できました。
日本でもご自分でフラックスを栽培して糸作りして布を織っている方がいらっしゃいますけど、様々な行程を経てリネン糸を作り、布を織られています。
私にはフラックス栽培はとても無理ですが、これから糸にして、染めて織って、さていつ仕上がるのでしょうか?気長にやって行こうと思います。
先日、斎藤田鶴子さんに分けていただいたフラックスを使い、紡ぎ方法や仕上げ方法を教えていただいて、試作で作ったストールです。手紡ぎしたリネンをよこ糸に使っています。
今の季節にちょうど良いので、実際に私が使用していますがとても使い易く、良い風合いなっています。
紡績糸のリネンとは違った初体験の仕上がりに、やっぱり手紡ぎ糸は良いな、と思い始めています。
また作ろうと計画しています。
- 2020.10.03 Saturday
- 工房
- 10:08
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- by パトリシア高橋