ヤクの準備
工房2階の広幅機で次に始めるのは、ヤク内毛の手紡ぎ糸を使ったストールです。
まず蒸して撚り止めを済ませた枷の状態の糸を木枠に巻き上げます。大管を使う工房もありますが、つばめ工房ではいつも木枠を使っています。
手前の枷は同じく手紡ぎヤクのモカ色です。
今回使う無染色のヤク糸たちです。この2色を使った広幅ストールを織ります。
ブラウンのタテ糸でストール2枚分の整経を済ませました。
同時進行して機の方の準備もします。
この丁寧に紡がれた糸を無駄の出ないようぎりぎりまで使い切るために、今回は木綿の導き糸をセットします。
筬通しまで済ませてから、この導き糸の糸端に整経を済ませたヤクの糸を一本一本結びつけてから巻き上げます。
今年の始めに織ったヤクのストールはこちら。このような雰囲気を持ったストールを今回は2枚織る予定です。
1枚はご注文で織ります。もう1枚にご興味がありましたたらご一報を!セミオーダーでの制作も可能です。
着々と準備が進んでいます。
- 2019.07.26 Friday
- 工房
- 09:16
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- by パトリシア高橋