藍の生葉染め
今年も恒例の藍生葉でカシミヤを染めました。
あをの用さんにお願いしていた一番刈りの新鮮な藍が届きました。霧雨のあいにくの天気でしたが、新鮮な藍を使った方が良いという事だったので、予定通りに染めました。
刈りたての瑞々しい藍を送っていただきました。
十分に水分を含ませたカシミヤを準備します。今年は白の他にもグレーの杢糸とコブナ草で下染めした糸も染めます。
ミキサーにかけた葉を布で濾して藍液を作ります。
こちらはグリーンに染めるため、黄色く染めたカシミヤを藍液に浸けたところ。
小雨の生葉染めにはあいにくの空模様でしたが、順調に作業が進みました。
太陽の紫外線も必要かと思っていましたが、空気に触れて酸化するとによって発色するので、何よりも色素を多く含んだ新鮮な藍がポイントなのだと感じました。
とても良く色素が繊維に浸透して、発色もとても良かったと思います。
一番刈りの藍を送っていただいたあをの用さん、
お手伝いに駆けつけていただいたTさんとKさん、ありがとうございました。
とても素敵な色に染まりました。
夏の恒例の生葉染め、今年も無事染め上がりました。
この糸をどのように活かしていくか、思案するのもまた楽しみです。
- 2019.07.18 Thursday
- 染め
- 08:40
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- by パトリシア高橋