手紡ぎカシミヤのストール(18-19AW-013)
前のポストで縮絨する前を紹介しました手紡ぎカシミヤのストールですが、やっと仕上がりました。
無染色カシミヤのナチュラルホワイトが上品で優しい雰囲気を醸し出したストールになったと思います。
紡績糸で織ったカシミヤストールの質感とはまた違った、手紡ぎ糸ならではのふっくらとしたボリュウムを持ち合わせ、しなやかで落ち感のあるきれいなドレープを作っています。
たっぷりと身体を包み込む大きさがあるブランケットタイプのストールです。
女性はもちろん、男性が羽織っても個性的なおしゃれができると思います。
タテ・ヨコが同色の杉綾なので織り柄は見えづらいですが、その表情には均一ではない手紡ぎ糸で織られた杉綾のテクスチャーが現れて、ストール全体に特別な存在感が表現されました。
片側のエッジと裾のブラウンは、やはり無染色のヤクの内毛で紡いだ糸を使っています。
染色によるダメージを一切受けていないこのホワイトカシミヤを使い、手織りによって素材の持っている力が引き立ち、柔らかな肌触りと風合い、温かさのある特上の一枚となりました。
サイズ 巾71cm 長さ(房含まず)210cm
カシミヤ100%(一部にヤク内毛を使用)
こちらのストールはご注文の品ですが、店頭用もまた紹介しますね。
- 2018.12.07 Friday
- 織物
- 09:42
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- by パトリシア高橋