藍生葉染め
ただ今夏の休暇中ですが、お休み前に夏恒例の藍の生葉染めをしました。
つばめ工房では木綿や麻、カシミヤなど四季を通して使う素材に生葉染めのブルーをよく使います。
特に先日掲載したように下地に黄色を染めて、藍の生葉をかけて染めるグリーンは、つばめ工房ではなくてはならい色の一つです。夏にだけ染めることのできるこの仕事で一年分のグリーンを染めるといっても過言はないほどです。
昼間、車が入れないおかず横丁は店頭でこんなに道具を広げて作業をしていても邪魔にならない平和な通りなので、大助かりです。手前の黄色い糸はカシミヤをコブナ草で染めた糸です。
この暑さのせいでボールの水もすぐにお湯になってしまいました。
nodocaさんと2人で代わる代わる染めるので、段取り良く思いのほか早く終わりました。
今年の酷暑は藍の生育にも影響しているのか、藍の葉もいつもと比べて緑の色が薄いように感じます。去年は店頭のプランターに藍を植えて、この時期には収穫して使えたのに、今年は芽が出てからしばらくしてみんな枯れてしまいました。知り合いの方たちからも今年は藍がダメでしたという話を聞きます。これも今年の異常気象の影響だと思います。野菜や米の生育、そして来年のことも心配になりますね。
おかげさまで、今年も良い色に染めることができました。
まだ足りないので、もう一回藍を送っていただくことになりそうです。
- 2018.08.13 Monday
- 染め
- 18:08
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- by パトリシア高橋