新作始めました

つばめ工房は今日の3日よりから週末の金、土、日曜日の営業再開をいたします。

東京では昨日感染者が100人を超えました。そんな中、政府や都の対策は何も見えて来ない現実があります。

通勤の電車にはマスクを付けていない人も見ることがあります。この後の感染はどうなるのでしょうか?

今日から営業の再開はしますが、状況を見極めてまた閉店も考えておかないといけないと思っています。

 

工房では絹とリネンの白いストールを始めます。

この糸使いは新作となります。

リネンとシルク

左から4番目までは絹、一番右はリネンの生成りで奥は晒しです。

白を中心にした3種類の絹とリネンのたて糸を使います。

リネンとシルク

 

おしゃれでエレガントなストールを狙っていますが、さてどうなるか。

また制作過程をご紹介します。

 

 

 


夏の藍染リネンストール

1年の半分が終わり、今日から7月。気持を新たに残りの半年を過ごして行きたいと思いますが、先行きに不安も残りますね。とはいえ、今週3日の金曜日よりつばめ工房も営業を再開いたします。

 

先日ご紹介しました藍染リネンのストールの店頭用が仕上がりました。

デザインは先日のストールとほぼ同じですが、こちらはアイロンを掛けず、洗いざらしのよりナチュラルな仕上げでご紹介します。糸による質感の違いなどがそのまま表れれて、また雰囲気の違う仕上がりになります。

洋服とのコーディネートや巻き方で使い分けてみてはいかがでしょうか。

 

藍染リネンストール

藍の濃淡や透け感、素材の質感が良くわかっていただけるのではないでょうか?

深い藍色のグラデーションがきれいです。

 

藍染リネンストール

リネンだけでなく木綿を加えたことによって、ボリューム感も保てるストールとなりました。

藍の濃度による差、素材による違いなどブルーのハーモニーも楽しんでいただけたらと思います。

 

サイズ 巾60cm 長さ(房含まず)190cm

リネン・木綿・絹を使用

染料/天然藍灰汁醗酵建による藍染め

 

こちらは店頭にて販売していますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 


営業再開のお知らせ

つばめ工房はコロナ禍の影響で4月6日より営業をお休みさせていただいていました。

今の東京を含めた世界の感染状況もまったく油断できない状況だと思うのですが、緊急事態宣言を解除して経済優先の方向に進むという方向なのでしょう。

長い間ご迷惑をおかけいたしましたが、私たちも最大限の感染予防の手段を踏まえた上で営業の再開をすることにしました。といっても、まずは交通機関の比較的混雑の少ない週末だけの営業ということに。

 

7月3日(金)より週末金、土、日の3日間の営業とさせていただきます。

営業時間は以前と同じ、11:30〜18:30です。

 

ご来店の際はマスクの着用をお願いいたします。

アルコール消毒薬を用意しておりますので、ご利用ください。

また、とても狭い店内ですので、過密にならないよう入店をお待ちいただくことがあるかもしれません。

ご迷惑をお掛けしますが、何とぞご協力をお願い申し上げます。


 

綴れ織り端切

織りの友人が断捨離中で、これあげるわ、ということでこんな布をいただきました。

フランスのアンティークつづれ織りのはぎれです。

おそらくリネンのたて糸にウールやリネンを植物染料で染めた糸を使っているようです。

見つめていると、どういう糸なのかな?どんな染料をつかったのかな?などと興味が尽きません。

外出自粛中は大変なことも多かったですが、日常の中に新たな発見や気付きも多くてあって、まんざらでもなかったような気がするんですが。

皆様はいかがでしたか?

 

 

 


断捨離

コロナ禍の外出自粛の中、私もご多分にもれず実家の押し入れの整理などをしていました。

記憶からまったく抜けていましたが、学生時代の課題で作ったこんな物が出てきました。

swatch

織見本と組織図がセットとなった見本帳です。

テキスタイル学科の同級生がみんなで担当を決めて織ったスワッチをまとめた物です。

厚いファイル2冊分ほどあります。真面目に授業に出ていたようです。

驚いたのが、組織図が青焼きなんですね。そういえばコピー機はまだ普及していなかった時代だったんですね。

今、改めて見直してみると、こんな組織で織ってみようかしら?と新しいアイデアが思いつくことも。

 

他にも美大の卒制で作ったプリント生地もたくさん出てきました。

そんな生地から友人がエコバッグを作ってくれました。

スクリーンプリント

私の美大時代なので年がわかってしまいますが、かれこれ40数年ほど前に刷ったプリントです。ちょうどその頃に新宿伊勢丹の中にマリメッコが開店して、私たち学生が多いに影響された頃です。

課題で染めた生地が今になってこんな形で甦るなんてびっくりです!

でも、なんだか今っぽいデザインかな?

 

学生時代から40数年過ぎて、今も同じテキスタイル畑にいますが基本的な所はあまり変わっていないような。

むしろ、半世紀後の今になって役に立ってくれるのかも。だから、断捨離はできませんでした。

 

 

 


藍染リネンのストール仕上がりました

今シーズン最初のリネンストールが完成しました。

藍染したリネンを中心に木綿や絹を格子で所々に配置しています。

素材による藍の色差、糸質の違いで現れたテクスチャーの変化によって、面白い布の表情が出ています。

藍染リネンストール

藍の濃淡や素材の違いによって表れた格子柄がこの生地の特徴で、今年で3シーズン目となるオリジナルデザインです。

 

藍染リネンストール

写真だとわかりにくいですが、透けて肌が見えた時に涼しげで、清涼感のある夏のストールです。

オシャレなアイテムになるのと同時に、日除けや冷房避けとしての実用性も高いです。

藍染リネンストール

杉綾の部分の濃い藍が木綿、ブルーのところは絹を使っています。

白く見えるたて糸はリネンの生成りで、藍の中のアクセントとなっています。

 

藍染リネンストール

本藍染めの糸はすべてあをの用さんに染めていただいた物を使っています。
藍の色に深い海のような雑味のない透明感があり、ブルーのハーモニーを感じさせてくれます。

 

サイズ 巾62cm 長さ(房含まず)190cm

リネン・木綿・絹を使用

染料/天然藍灰汁醗酵建による藍染め

 

こちらはご注文のストールです。

只今、店頭用にも制作していますので、お問い合わせください。

 

 

 


藍染リネンストール、進んでいます

機掛けが済んで早速織り始めています。

こちらが工房1階の織り幅85cmの機で、私にとっては身体の一部の様になっていて使い勝手の良い機です。

藍染リネンストール

 

筬づかも程よい重さで、慣れもあるのでしょうが、つばめ工房で織るようなストール類の打ち込みにとても合っていると思います。

藍染リネンストール

 

繊細な糸なので慎重な作業が続きますが、快調に進んでいます。

藍染リネンストール

もうじきこの1枚目が織り終わります。

こちらは細番手のリネン糸に、絹や木綿も配置して質感に変化をつけています。

1枚目が織り上がったら、機から外して仕上げます。

こちらはご注文のストールとなります。今回はこのたて糸でデザインを変えてもう1枚店頭用に織る予定です。

 

 

 


藍染リネンストールの機掛け

整経をした藍染リネン糸の機掛けをして織り始めています。

6月に入ってからは金、土、日の週3日だけ工房へ出て織り作業しています。織りだけに集中して仕事ができるので、意外に仕事が進んでいます。

今日はつばめ工房で行っている機掛け工程を少し紹介します。

 

藍染リネンストール

整経が終わって機掛けをします。

この機は40年ほど前だと思うのですが、足利で作られた機で先輩から引き継いだものです。織幅85cmありますがとてもタイトに作られていて、それでいて華奢ではなくしっかりしていてとてもバランスが良い機なんですが、残念ながら現在は作られていません。

こちらは機前ですが、たて糸を2つに振り分けてウェイトを結んで均等にテンションを掛けながら千巻き側で巻き取りします。

 

藍染リネンストール

つばめ工房では荒筬を通して、一人で巻き取りをしています。

今回使う麻糸は細く繊細な糸なのでウッカリすると切ってしまいます。

糸の動きに注意しながらゆっくり丁寧に卷いていきます。

 

藍染リネンストール

無事巻き取りを終えると次は綜絖を通します。

 

藍染リネンストール

そして次は筬通しです。今回は竹筬を使います。繊細な糸にはあたりの良い竹の方が良く、織っていても気持がいいんです。

 

2階にあるクマクラ機の場合は、千巻きを外して男巻き側に移動して巻き上げるという違う方法ですが、基本的に行程は同じです。

特別なことは何もやっていませんが、糸の動きにアンテナを張って丁寧に作業することだけが唯一のコツだと思います。今回はこの辺で、また紹介しますね。

 

 


竹と木綿のスカーフが仕上がりました

5月半ばから1階の機で織っていた、竹と木綿混紡糸を使ったスカーフがすべて仕上りました。

1枚目はご注文をいただいていたこちらのスカーフで、すでに納品させていただいています。

同じたて糸を使って下の2枚のスカーフを仕上げました。

 

竹と木綿のストール

右側は定番の配色です。左側はよこ糸に絹の明るいブルーラインを入れて、麻の濃いい藍の分量を減らしてグリーンを増やしています。全体に少し明るい印象になっていると思います。

平織りと綾織りを混ぜて変化を付けています。3枚とも僅かに違うデザインとなりました。

 

竹と木綿のストール

こちらは左側のアップです。

 

竹と木綿のストール

こちらは右側。

 

竹と麻のストール

サイズも約60cmx100cmといつものストールより短く織ってありますので、

このように首もとにふわっと羽織れて使い易いと思います。(こちらは在庫のスカーフです。)

 

竹と木綿のストール

 

竹繊維の特徴でハリが持続するので、肌に密着せずに通気性があるので夏のスカーフにお勧めです。

この竹繊維の持ち味は同時にお肌の弱い方にとって、最初のうちはチクチク感が気になるかもしれません。洗いながらしばらく使い込むうちに馴染んで来て、使い易い布に育って行くはずですが、お肌がデリケートな方は避けていただいた方良いかもしれません。

無染色の竹繊維の素材感を活かすよう、藍などの天然素材を使ったナチュラルな色合いのデザインにしています。こちらはユニセックスでお使いいただけると思います。

 

サイズ 巾59cm 長さ(房含まず)100cm

たて糸 竹・木綿混紡糸

よこ糸 竹・木綿混紡糸・麻・紬

竹・木綿混紡糸/無染色

麻/藍染め・こぶな草+藍

 

こちら2点のスカーフは販売しております。

詳細はメールにてお問い合わせください。

 

 

 

 


藍染リネンストールの準備

次に織るストールの整経をはじめました。藍染した細番手のリネンで夏のストールを作ります。

こちらも夏の定番となっているストールで今シーズンもご注文をいただいています。

 

リネンストール

生成りと藍の爽かな色のリネンのたて糸です。

藍はあをの用さんで天然藍灰汁発酵建てで染めていただいています。

リネンストール

 

今年もリネン単糸を使う季節がやってきました。

何かと取り扱いが面倒な糸なのですが、辛抱強く向き合って行けば、結果に表れてくれる糸なのでやりがいもあります。

 

 


引き継いだ糸たち

昔から親しくしていただいている織りの先輩から糸を譲っていただきました。

最近は地球規模の環境や気候の変化、人々の生活様式の変化の中で、糸の素材がなくなってきたり、作り手がいなくなってしまう等で良い糸が、年々手に入りにくくなっています。

今回譲っていただいた糸はみな十数年前に手に入れた糸だそうです。同じような糸は今でも手にいれることはできると思いますが、色や質などが少し違うようです。

 

大麻糸

こちらは大麻の糸ですが、柔らかめの繊維なので巻物にも使えそうです。枷によって色や糸の作りも違います。

つばめ工房では一点物のストール類の織物がメインなので、交織などで使う際にとても重宝すると思います。

 

苧麻

こちらは苧麻の100番単です。上布のたて糸に使う糸ということです。

染めて使うかどうか悩みどころですね。

 

タッサーシルク

そしてタッサーシルクです。個体差が大きくバラツキがあるので、いろんなタッサーシルクがあると使い道による選択肢が増えて良いですね。

 

こんな糸たちを引き継がせてもらいました。私にだってこれからの織り人生で使い切れるかどうか。

糸って何度も眺めて、何に使うか悩んでいるうちに突然閃くものですよね。

力を持っている糸ばかりです。しばらく眺めながら楽しませていただきます。

 

 

 

 



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